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名古屋の美容師亀田トオルのブログ

話の突破口は1つしかないのか?

2015.09.04 00:36

部下や同期と時には上司と話をしていてよく感じる事があります。



相手の『前提』、つまり『思い込み』で話がスタートするあまり、中々解決策が見つからないという事。



今悩んでいる前提で問題解決を考えているから行き詰まるんじゃないの?



って事です。



ちょっと分かりずらいですよね。



『その前提ホントなの?』ってことです。



例えば、



『自分より部下のほうが仕事が出来てしまって、、自分の立場がない。どうしたら部下より仕事が出来るようになるんかな?』



そんな話を聞きました。



この話の『前提』になってるのが、



“どうしたら部下よりも仕事が出来るようになるのか”



って事。



そこから問題解決を考えたら答えは限られてきますよね。



一緒になって『どうしたら部下に勝てるのかなー』って考えるしかなくなってしまいます。



では、ここで『その前提ほんとなの?』を発動してみると、



『そもそも、上司は部下より仕事(実務)ができなくてはダメなんですかね?』



って事になると思うんですが。



どうでしょ?そこからなら問題解決の糸口をつかめそうな気がしませんか?



まずは相手が持ってきた前提(思い込み)を解さない事には根本を解決する事は難しい事が多いです。




そこから、以下の事を話しました。



人それぞれ得意分野がある訳で、部下の得意な仕事は部下に任せ、



自分はそのパーフォーマンスを最大化すればいいことで、そのための上司だと思うし、その立役者であれば十分会社に貢献していると思うんですけど。



むしろ、上司が仕事できすぎると部下は育たないと思います。



1対1のガチンコバトルなら相手に勝つ方法を考えるべきでしょうけど、



チームという組織で考えた時、それぞれがそれぞれの最大限のパフォーマンスを出し合って結果、チームの数字が上がればいいと思うんですが。




『その前提ほんとなの?』



人から相談された際、僕はまずこれを心の中でボソッと、つぶやいています。





では。