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山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

カラクサナズナ

2021.03.01 13:05

Lepidium didymum L.  [アブラナ科]

 原産地はヨーロッパ。世界に拡がっている。日本では明治30年代に小笠原で見つかり、その後東京を中心に拡がった。山口県では、山口県立山口博物館の標本記録で、「山口市湯田、1969年5月18日、三宅貞敏」が最初である。人家地帯の小路の側、空地、庭などで高い草のないところに多い。ニンジンのような葉で、触るとものすごい悪臭がある。花序の軸に柄の長い球果を10~30個つけるなどの特性がある。(南敦)

山口県光市光井 2016年6月5日 南敦撮影