Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

NPO法人 ちば森の楽校

【日々のこと】ぶっつけ本番で紙すき!

2021.03.02 08:50

フリースクールちば森の楽校です。


千葉は梅が見頃です。

3月に入り、卒業や就職など、節目を迎える方も多いことでしょう。

森楽にも、中学3年生や小学6年生がいたり、

4月からピカピカの小学1年生という子もいます。


どんな春かな^^ 

やっぱり少し特別な気持ちがしているのかな。

進路のことなど、参考になることもあるかもしれませんので、

公開できる範囲でこちらでお知らせしていきますね。


さて、今回の「日々のこと」は、月に1度のクラフト部の活動について。

2月のテーマは「紙すき」!

牛乳パックで作れるらしい、というところから、

ネットで調べて、道具を揃えて、さあ!当日。


「ぶっつけ本番で紙すき」がスタートしましたー♪

まずは、牛乳パックの表面、印刷部分を剥がします。

内外両面ともツルッとしてますよね、牛乳パックって。

両方とも剥がすんです。

作業的には地味だけれども、これをやらないことには始まらない。


続いて、両面のツルツルをまるっと剥がされた牛乳パックを

細かくちぎります。

こちら、ちぎり隊。


今度は、ちぎった牛乳パックと水をミキサーにかけますよ。

↓   ↓   ↓

これがパルプだそうな。

ドロドロ液をたらいに、ある程度の深さまで作ったら、

いよいよ紙すきの開始。


フォトフレームの間に、網戸の網を挟んで、

ドロドロ液に潜らせます。


ここまで順調だったぶっつけ本番で紙すき、ですが、

ここで想定外の出来事が。


網戸の網がドロドロ液の重みでたわむ


紙すき専用の道具ではなく、プラスチック製のフォトフレームと、

それよりひと回り大きいサイズにカットした網を

手の力でサンドイッチにしていたのですが、

これらがドロドロ液の重みで、離れ離れになってしまう。

そこでKちゃん、テーブルの上に網を置き、

その上にフォトフレーム、

そこへ両手でドロドロ液をすくい入れる手法をあみだしました。


なるべく均等に、まんべんなく。

最後にサッとフォトフレームをはずしたら、

ちょっと厚めだけれど形づくられた紙のもと。

機転をきかせたKちゃんに続き、

他の子たちも大人も、この方法で次々と作品を生み出します。

紅葉を飾ったり。色紙やドライハーブでデザインしたり。

落としてみたり。

(このグチャグチャを形づくってアイロンをかけたら、それは素敵な作品になりましたよ☆)


タオルであらかた水分をとったら、アイロンがけ。

さあ、みんなの作品が並んだよ!

今回は、自分の「できた!」をお持ち帰り。

おうちでしっかり乾燥させてね。

そして決めました。来月もやる、と。


3月のクラフト部も紙すきをしまーす!

もうね、ドロドロ液をもっとしっかりミキサーにかけよう、とか。

牛乳パックをさばく作業は、前もってやっておくことにして。

水分がもう少し多くて良さそう、とか。

小さな子もやりやすいように、紙すき専用の道具の購入を検討したり。

葉書サイズ以外の大きさや形はできるかな、とか。


試してみたいことが、既にわんさかあるのですよ!


実際にやってみてわかったこと。

そこから、次はどうやろうかと考えを巡らせること。

インターネットは便利で大助かり!

プラスで、他のやり方や面白いアイデアを考えること。

きれいな紙ができたら、卒業するYちゃんへの

メッセージを寄せ書きしたいな。

丁寧に作って、今度のマルシェで販売したいな。


そうやって、誰かが喜ぶ顔を思い浮かべながら、

ぶっつけ本番の紙すきの1日が終わりました。


おつかれさまでした! どうなる次回!

どうぞ、お楽しみに。