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二十四節気ヨガ 「啓蟄 蟄虫啓戸」

2021.03.03 00:37

啓蟄 蟄虫啓戸(すごもりのむしとをひらく)

冬籠りをしていた虫たちが、地面から顔を出すころ。


春の花が咲き始め、

鳥たちも春の歌をさえずり始め、

土の中で冬ごもりしていた虫たちもそろそろ顔を出してくれるでしょう。

私たちの足元、大地では冬の間も様々な生命がゆっくりと呼吸をして命を繋ぎ、

春の陽射し、春の息吹を待ち望んでいたのです。

咲く花や柔らかな陽射しに目を奪われて、上に上に目線が行きがちですが、

春の一歩を踏み出す足元にも注目してしっかりと整えていきたいですね。


「脚下照顧」という仏教の言葉があります。

お寺や神聖な場所、もちろんご自宅の玄関などで、

履物を揃えましょう、という意味でもありますが、

足元を照らし顧みる、

自分の行いを振り返って足元から、根本から整える、

といった意味を含んでいます。

玄関先をいつも気持ちよく掃除して整える、

玄関先に限らず、トイレや洗面所などの水回りを整えると、

気持ちよく生活ができますね。

体も同じく、足元から整える、内側から整えることが大切です。

外見を着飾っても内側が整っていなければ美しくありません。

外に答えを求めるのではなく、

まず自分の内側に問いかけてみること、

何か起きた時に他に責任転嫁するのではなく、

自分の行いを問うてみることが大切ですね。


今日は太陽礼拝の流れでは2番目のポーズとなる

手を上にあげるポーズ「ウールドゥヴァハスタアーサナ」です。

立位のポーズこそ、足元が重要です。

どんな動きでも、足の裏は大地の中心に向かってしっかりと根を張るように安定させます。

このポーズでも、手を上げることにより、

上にエネルギーが逃げてしまうのではなく、

足の裏の下、マット、床、その下の地球を感じて、

根を張りめぐらすように下半身を安定させます。

そうすることによって、上半身が軽やかに自由に動けるのです。


足元をに息づく命を感じながら、

この地球に支えられて育てられていることに感謝して、

太陽礼拝の流れのこのポーズの時に、しばし止まってみるのも良いですね。


体を外らせる場合は

腰から反るのではなく、胸を開くようにして、

胸の延長線上に首の骨、頚椎も置くようにします。

首だけを外らせないように気をつけましょう。


脚下照顧の心を忘れずに、

訪れる春、新年度の準備を始めましょう。