僕が不合格だったあなたから学んだこと

いつかもし、人生を振り返った時に、

「あの時があったから今の自分がいる」と思えるような経験は、貴重です。

それはもちろん、素敵な思い出の可能性もあるのだけれど、辛いものや苦しいものや悲しいものであることも多いから。

この受験があなたにとって、そんな素晴らしい経験になることを願っています。

「正直厳しいと思う」

志願先を決める面談でそう告げて、それでもあなたが第二希望の高校じゃなく志望校を選んだ時、心から「すごいなぁ」と思いました。

どれだけ厳しい道のりなのかは分かっているはず。でも、あえてその道を選んだ。それは誰にでもできることではありません。

そして、あなたは本当によく頑張りました。僕自身の至らなさもあり、なかなか結果にはつながらなかったけれど、それでもこれだけは言わせてください。この経験は絶対に無駄にならない。入試のその週には塾に来て予習をしているあなたの姿を見て、それを確信しました。

結果が出た後、「後悔はある？」と訊いた時、「ありません」と即答しましたね。そんな強さを持つあなたを尊敬します。最後まで頑張り抜いたあなたを、そして新たなスタートを駆け足で走り始めたあなたを、心から誇りに思います。

ありがとう。

笑われてもビクともしないもの、きっと見つかったよね。

受験って長い目で見れば確かに通過点の一つなんですが、関わっている本人や僕らからしたらなかなかそう思い切れないところもあります。毎年毎年、本当胃が痛くなる思いだけれど、いつでも、最後の最後にはこう思わせてくれます。あなたたちに出会えてよかった。

改めて、去年の受験生たちも、今年の受験生たちも、本当によく頑張ってくれました。みんなみんな、当塾の自慢の生徒たちです。

素敵な頑張りをありがとう。

そして、どうかこれからの未来でも大いに頑張り続けてくださいね。

こちとらまだまだ頑張り負けないように、進化し続けたいと思っています！

本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。

僕らの人生が全10話のドラマだとしたら、今15歳の君達は大体1話から2話辺り。僕らの人生が全20巻の漫画だとしたら、今15歳の君達は大体3巻から4巻辺り。ここから登場人物が増え、世界が広がり、まだ出てもない伏線が回収されて、主人公はどんどん成長していく。物語はますます面白くなる。楽しみだね。あなたの未来は、楽しみだね。