「何が何でも」を英語で言うと?
おはようございます、Jayです。
東京オリンピック・パラリンピックの延期が決定したのが去年の3月。
再びどうするかの判断を迫られています。
国内の世論は“中止・再延期”が大半を占める中、(森前会長も言っていたように)政府やIOCなどは何が何でも開催しようとしているの雰囲気を感じます。
この「何が何でも」を英語で言うと?
「何が何でも」=“no matter what”(ノゥ・マター・ワットゥ)
例:
“It seems like they will hold the Olympics and the Paralympics no matter what.”
「彼らは何が何でもオリンピックとパラリンピックを開催するように見える。」
“matter”=「問題・理由」
“no matter what”=「問題が何でも」⇒「何が何でも」
“matter”は他にも「重要である」という意味もあります。
ですので“Black Lives Mattter”は「黒人達の命は重要である」と訳せます。
みなさんは覚えていますでしょうか。
菅総理が“人類が新型コロナウイルスに打ち勝った証として東京で五輪・パラリンピックを開催する”と言っていたことを。
何を持って“打ち勝った”とするのかという定義は曖昧ですが、少なくとも今はその状況ではありませんし、“海外からの観客無し”の方向で検討しているみたいですがこれはまさにまだ打ち勝っていない証でしょう。
日本(特に東京や競技開催地などにお住まいの方)でこのブログを読んでくださっている方々は東京オリンピック・パラリンピックの当事者として関心が高いと思いますが、もしこれがこの次に行われるフランスのパリなど他国での出来事だとしたらどうでしょうか。
おそらく多くの人は関心すらなく、それよりも目の前の新型コロナウィルスや経済の事でいっぱいいっぱいかと思います。
海外のニュースを読んでいるとまさにそんな感じで、東京オリンピック・パラリンピックについての記事はほんのちょっとだけで“まだどうするか決めていないの?”感が出ています。
誤解していただきたくないのは、私は東京オリンピック・パラリンピックに反対しているわけではありません。
出来れば開催していただきたいですし、私に出来る事があればお手伝いしたいです。
しかしオリンピック・パラリンピックは開催国だけのイベントではないので、今のように世界中が新型コロナウィルスと必死に戦っていて余裕がない時は再延期なり中止にするのが賢明かなと思います。
日本みたく成熟している国ではなく、発展途上国などまだまだ不安定な部分が多い国々って今までのオリンピック・パラリンピックは国を挙げての盛り上がりを見せていたのだろうか。
スポーツなどを通して少しでも世界が平和になりますように。
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