カール・ラーソンによるスウェーデンのロック・バンド、ラスト・デイズ・オブ・エイプリル。6年振りとなる自身10枚目のアルバム『イーヴン・ザ・グッド・デイズ・アー・バッド』、完成。
Karl Larssonによるスウェーデンのロック・バンド、Last Days Of Aprilは2015年の『Sea of Clouds』に続く10枚目のアルバム『Even The Good Days Are Bad』をTapete Recordsよりリリースする。
アルバムの制作は2019年にスタート。長年のリズム・セクションであるMagnus Olsson(Dr)とRikard Lidhamn(B)を加え、バンド自身やThe Hives等も使用するストックホルムの伝説的なスタジオ、Gröndahlでレコーディングはおこなわれた。全てがテープでアナログ・レコーディングされ、Frans Hägglundがエンジニアを担当。バンドのコラボレーターでもあるFredrik Hermanssonもメロトロンで参加した。
その後、レコーディングされた素材はLarssonの自宅のスタジオへ持ち込まれ、そこでオーヴァーダブがなされた。Larssonはタイトル・トラックで「新しい物を欲しがる/新しいものは古くなる/価値はあるのだろうか?/わからない」と歌うが、この作品には新旧が同時に存在する。煌めくギター、曲がりくねったシンセ、パンチの効いたドラム、磨き上げられたアナログ・プロダクション、脆弱ながらも弾力性のあるヴォーカル、これらが響く瞬間は、完全にクラシックでありながら、タイムリーでタイムレスである。
Even the Good Days Are Bad
LAST DAYS OF APRIL『EVEN THE GOOD DAYS ARE BAD』(イーヴン・ザ・グッド・デイズ・アー・バッド)2021.5.12 ON SALE
■品番:TR483CDJ[CD/国内流通仕様]
■定価:¥2,300+税
■発売元:ビッグ・ナッシング / ウルトラ・ヴァイヴ
■収録曲目:
1. Even The Good Days Are Bad
2. Run Run Run
3. Had Enough
4. Turbulence
5. Alone
6. Hopeless
7. Anything
8. Downer
プロフィール
スウェーデンのLast Days Of Aprilは、パンク・バンドでプレイしていたKarl Larssonを中心に、1996年に結成されたロック・バンドだ。
1997年、デビュー・アルバム『Last Days Of April』をリリース。1998年のセカンド・アルバム『Rainmaker』をはさみ、2000年にはサード・アルバム『Angel Youth』をリリース。このアルバムがスウェーデン以外でもヒットし、世界的な注目を獲得。
エモのシーンを中心に高い支持を集めるようになる。その後も『Ascend to the Stars』(2002年)、『If You Lose It』(2003年)、『Might As Well Live』(2007年)、『Gooey』(2010年)、『79』(2012年)とコンスタントにアルバムを発表。2015年には通算9枚目となる『Sea Of Clouds』をTapeteよりリリースした。
■More info: http://bignothing.net/lastdaysofapril.html