映画
この間、映画「ソウルフル・ワールド」を観た。明日も前向きに頑張ろうと思える、素晴らしい映画だった。これまでCG作品を食わず嫌いしていたことを後悔した。
とにかくポジティブなパワーをチャージできて、良かった。素敵な作品を教えてくださってありがとうございます。
あと今日は「her/世界でひとつの彼女」を観た。声優の松本保典さんの声を堪能したいという目的のもと、吹き替え版で。結局、愛とは何なのだろう?という、果てのない問いを抱くうちに本編が終わっていた。
松本さんはもちろん、林原めぐみさんのお声がセクシーで終始ときめいていた。それだけに、AIの残酷性にはかなり寂しくなった。でも人間の命だって本当は呆気ないのだから、やはり生きているうちにしっかり楽しく生きることが大切なのだなとも思った。
映画は普段あまり観ない。
集中力がないので、自宅で映画を観るとなかなか没入感が得られず、気が散ってしまいがち。少しでも疑問点が浮上すればスマホで調べてしまうし、食事しながら、通販で届いた段ボール箱を開封しながら、パソコンをいじりながら……と、あれこれしながら観たりするから、気がつけば色んなことを取りこぼしている。何もしなければいい話なんだけど。そう考えると、映画館の何もできなさは理に適っていると言える。映画館で他人のポップコーンの咀嚼音を聞くのが大好き。あのポップコーン特有の、塩やキャラメルやバターの濃厚な匂いが、何故か無性に好き。自分自身は一切ポップコーンを食べないからこそ、匂いを強く感じるのだと思う。私の姉が咀嚼音の天才で、ポップコーンやお煎餅やポテトチップといった硬いものを食べさせたら右に出る者は多分いないのではないかと思うくらい、ものすごく良い音を聞かせてくれるから、いずれまた姉と一緒に映画館に行きたい。この話、前にもしたかもしれない。
最近、GADOROさんのアルバム「1LDK」をリピートし続けている。