第41回 24時間100キロ歩破チャレンジとロングノルディックウォーキング考
先ず最初に、この大会に参加出来る様にしてくれた、去年ボランティアをしていた方に感謝します。
去年大阪城で朝練をしていた時にこの大会の受付を見て瞬間的に出てみたいと思い、その場でボランティアの方に頼み込んだのですが、嫌な顔をされずに募集案内の送付先を聞いてくれて、ちゃんとそれを本部に報告し、今回ちゃんと送られてきました。本当に有り難かったです。残念ながらお名前を聞いてなかったのでお礼を伝えれないのが残念です。この場で申し訳ありませんが、ありがとうございました。
さて2016年10月22・23日で『第41回 24時間歩破100キロチャレンジ 』にノルディックウォーキングで参加してきました。
コースは、大阪城スタートの京都嵐山の渡月橋で折り返し、大阪城に帰ってくる100kmでした。
先ずは受付があり、開会式でブリーフィングがあり、
スタート前の50人ずつの記念撮影があり、
記念撮影終わった者からウェーブスタート。スタートして直ぐにトイレに行ったらほぼ最後尾になってしまいました。
参加者461人がコース上を行くのはなかなか壮観でしたが、ちょっとずつ前の方に上がっていっても自分のペースで歩ける様になるのは大体大阪を越えて京都府に入るぐらいですね、特に後ろからのスタートは(^_^;)タイムを狙うのでしたら早めの申し込みで前のゼッケンを貰ってください。
そんな感じで折り返し50キロの京都嵐山渡月橋につく頃は真っ暗でした。
後方ライトは主催者側からレンタルしてくれるのですが、前方のライトは参加者が用意する必要があります。特に渡月橋周辺はライトが無く真っ暗なので何かしらのライトは必要かと思いました。私はノルディックウォーキングポールの左右にいつも通りの100均自転車ライトを着けました。暗闇ではポールが他者に全然見えなくなるので安全の為に絶対に必要です。
エイドは25kmで500mlのペットボトル一本、50kmでフリーズドライの汁物が配られます。あとの補給食は、今回のコースは幹線道路をほとんど行くので、コンビニとか飲食店に入れます。私は気分転換にお店で食事しました。終わって外に出てもまだ参加者の列に入れるほど参加者の列は長いです!Σ( ̄□ ̄;)ですが、折り返し50キロの渡月橋で半数は止めてしまうので後半はパラパラになりますが、それでも集団は幾つか形成されます。
そんなこんなで、制限時間いっぱい使って帰ってきましました。やはり、ロングウォークはノルディックウォーキングが楽ですね。多分、私はノーポールでは100キロを歩けないです、100キロは走れましたが…
昔、自転車をしていたときに『速いということは楽なんだ』と仰った方が居られましたが、長いこと動き続けるウォーク大会に参加してそれは実感しました。ウルトラランナーらしき人も参加していましたが、何人か堪えられずに走ってましたもの…気持ちよく分かります…走った方が楽ですよね?
そんなこんなで大阪城に帰って来て大会を終わりました。
さて、私はその長い大会内にロングノルディックウォーキングのデータをとっていました。
ロングウォーク大会は歩禅と呼ばれる方もいる程で、それとはまた違いますが私は日頃疑問に思っている事を実験などもしてました(個人的に提唱するZEN NORDICをする時もありますが…)。
勿論詰めきれなかった事もあるのですが、答えの出たものもあります。
今回は肩甲骨の角度と肩の可動域について。
しかも回りには多くの参加者がいます。その人たちを見ていくと、最近気が付いた肩の稼働域は広いけど自然に腕を振れる向きは意外と狭い、は思ってた通りでした。猫背で肩甲骨が開いていると腕は前に振るときは内側に入り、後ろに振るときは外に開くのです。
ウォーキングだけでなく、ランニング、ノルディックウォーキングをしてて、よくこの腕の振り方をして居られる方がいますが(私も初めてノルディックウォーキングをした時は顕著にこれでしたが…)、そうなる原因は姿勢と肩甲骨の角度です。
これを矯正するために大部分の初心者ノルディックウォーキング講習では姿勢矯正から始めるのですが、この方法は協会、インストラクターなどで、何をメインにして何を目指すかにより指導方法が多くあり、私もいくつかの方法で教わりましたが、最終的には個人で分からなければならない事のうちの一つなのかもしれません。
これを教えるとなるとインストラクターが受講者をみっちり動かして稼働域を見て教えなくてはならないので個人講習をしないと無理なのでは?と思いますが、初心者の方で最初から理想的に動かせれる人は稀なのでは?とも思い、また伝えきれるのか?という懸念も…なので講習もロングスパンになると思います。
また本人やインストラクターが本当にチェックするのにも40・50キロ以上のロングノルディックウォーキングが必要になる時があると個人的には思ってます。