アメリカの「AI未来戦略レポート」_第189号
2016.10.24 14:05
本日は、lifehackerに、『オバマ大統領が「AI未来戦略レポート」を発表』との記事が掲載されておりましたので、引用いたします。
オバマ大統領はAIについて次のようにインタビューで応えております。
『楽観はしている。昔から新しい技術が現れるたびに、新しい仕事が生まれ、人は新天地に移動し、全体の生活水準は上がってきた。だが今はこれまでと少し違う。AIは生活の隅々まで浸透するから、ハイスキルな人にはいいシステムだ。才能をテコに、マシンを駆使し、活躍の幅を広げることができる。逆に低賃金の単純労働者は余剰人員となる。機械に仕事を奪われないにしても、賃金は伸び悩むだろう。』
「楽観はしている」とのことですが、言っていることはかなり厳しいことを言っているとおみます。オバマ大統領自身が「ハイスキル」のため、いいシステムということではないでしょうか。単純労働者は余剰人員になる言っているのだから、楽観はできないと思います。
これではますます、二極化が進んでいくように思います。これはやむ得ないことなんでしょうか?
この状況に気づいている人は、問題ないように思いますが、気づいていない人たちもまだまだ沢山いると思います。気づいた時にはもう遅いとならないように、私は事あるごとに、AIについては触れております。ただ、批判もされることもあります。「そのような状況になるのに、なんで簿記の勉強を教えているんだ!」と・・・簿記は意味がないと言っているのではないのですが、このように捉えられてしまうこともあります。ただこれは伝え方が悪いので、もっと分かりやすく伝えていく必要があります。