ルリハコベ
2021.03.04 13:48
Anagallis arvensis L. f. coerulea (Schreb.) Baumg. [サクラソウ科]
ヨーロッパ原産。南西諸島では普通の雑草で、古くから畑地や道端に自生している。山口県では、『山口県植物誌』の標本記録によれば、「豊浦郡二見浜、1898年3月31日、二階重楼」が最初である。山口県内の島にもほとんど生育。花冠は深く5裂する。雄しべは5本、雌しべは1本、蒴果は下向きにつき、熟すと横に割れ、種子を散らす。学名については、検討を要する。(石光照彦)
沖縄県北大東島 2014年1月12日 石光照彦撮影