1,000匹の絆に込めさせていただいた思い。
2021.03.05 06:08
1,000匹の絆プロジェクトは
殺処分を止めるスイッチです。
犬猫を思う皆さんの力、犬猫たちをお借りして、1,000匹のモニュメントで、日本の殺処分を止めるスイッチを押したいと願っています。
もちろん、全国各地で、殺処分を無くす為に、身を削って日々活動される皆さんがいらっしゃり、その地域では殺処分ゼロは実現されています。しかし、日本全国と見ると、まだまだ、無情な殺処分は続いています。そして、殺処分を無くすことは、一般的には、とても困難なことと思われています。実際にはどうでしょう?
今、日本の社会で、犬猫の殺処分の理由は、人にとって必要が無いからとの理由です。もちろん、中には人を噛んだりと危害を及ぼした個体もいたでしょう。しかし、その数は微々たるものです。実際は人と暮らし、飼い主が先立ってしまい引き取り手がいないなどの理由、人に必要無いと選別された犬猫です。それは、世に言う「蛇口を締める」と言う言葉で解決出来る問題ではありません。飼い主が亡くなるにせよ、飼い主がいなくなるにせよ、犬猫には何ら落ち度の無い理由で殺処分は行われています。そして、世では飼い主の責任のみに終始しています。
飼い主が亡くなったとしても、飼い主が飼育放棄したとしても、後は確実に命の保証がされた社会なら、殺処分は無くなるでしょう。しかし、それにはどれくらいの月日がかかるのでしょうか?
基本的なところで、簡単に出来ないことを目指しているから殺処分を無くす事が困難になってしまっているのです。
では、本当に無理なのでしょうか?
いいえ、無理な事ではありません。
例えば、アメリカでは日本の保健所に当たるシェルターから、犬猫を迎える人が、新規に飼い始める人の6割以上を占めています。その中で、商業主義の代表的な国であるアメリカでは、犬猫の販売することを禁止する州すらたくさん存在しています。
では、日本ではどうでしょうか?
日本もアメリカも収容される犬猫はさほど変わりありません。その中で、日本も保健所からの選択を増やすことは難しいことでしょうか?
どのくらい増やせば?
日本では新たに犬猫を飼い始める人の
たった10人1人
になるだけで、殺処分の必要が無くなります。
アメリカの1/6で実現出来るのです。
ただ、10年間、伝える応援を続けて来ましたが、たくさんのお力をお借りしても、中々、力不足で、その声を世間に届けることが出来ませんでした…
スイッチさえ押すことが出来たら…
きっと押してみせます!
一匹当たり前、実働で約36時間。1,000匹で、36,000時間、仲間を想う犬猫たちの想いと一緒に