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舞台版 疑心暗鬼の小屋

何度目かの朝

2021.03.05 14:11

小鳥の声が聞こえた。

あんなに暗かった小屋には朝日が差し込み、ほのかな眩しさに目を開く。いつの間にか眠ってしまっていたらしい。

すきま風がそよそよと頬を撫でる。

窓から覗く青空は、清々しくも達成感に溢れた色に見えた。

小屋を出る。山の空気は冷たくも美しい。

日が昇る方向を確認して、自分の居た村がどこなのかがわかった。

もう、あの村には戻れないな。

踵を返して歩き出す。この先にあるものを希望を抱いて、私は1人で歩を進めた。

あぁ、本当に愉しみだ。



ギユです!

舞台からもう1週間が経って、あっという間だったなぁと実感しております。

コロナ禍の中出来る範囲でやった上では、大成功のイベントだったのではないでしょうか。

演者の皆様の個性が疑心暗鬼の小屋の中で、即興劇だからこそ組み上がった特別な10分間に昇華される。そんな時間を過ごせたなと思っています。

見逃した方はアーカイブ視聴もぜひ!

これからも疑心暗鬼の小屋をよろしくお願いします( ´ ∀ ` )