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おせっかい家の意味

2021.03.05 21:00

こんにちは。住まいのおせっかい家です。


おせっかい家が家づくりをする時にどんな意味があるのか。

あんまり説明してないなぁとふと気になったのでまとめておきます。



不動産情報サイトや建築情報サイトが無料で相談出来るのに、なぜおせっかい家は有料相談なのか。


建築士の試験にも合格し、建築現場での経験もあるような人に相談すること。

これが、本当に無料で誰からも給与が出ていないと思いますか。

検索したら色々な情報が載っているサイトは、無料で作ってくれるIT技術者がいると思いますか。


ちょっと考えたら、そんな訳ないと分かると思います。

彼らが仕事ではなく全てボランティアということは、あり得ないですよね。


どこからか、その給与は出ています。

お客様が無料で相談して契約するところ。

成約した不動産会社や建築会社が、紹介料として支払っているのです。


だから、お客様は無料で紹介をしてもらったり相談できるんですね。


でも、そこで終わりじゃありません。

紹介料を支払う業者は、自社の利益を削って紹介料を支払うわけです。

利益が減るのだから、どこかで補填しないと大変です。


だから自社の利益を増やすために、お客様への販売価格に上乗せする。

これをしなかったら、会社が潰れてしまいますからね。


お客様は無料で紹介してもらって得をしたと思っているかもしれませんが、その分上乗せされた買い物をしているということです。


冷静に考えれば、この仕組みは分かるはずです。

この仕組みがいけないわけではありません。

お客様と業者を結ぶための仕事として必要だからこそ成り立っているのです。

ただ、無料で相談出来るというカラクリは理解しておいた方がいいと思います。


もちろん、成約しなければ紹介料が入りません。だから、無料相談が出来る相談窓口にとってのお客様は、建設業者や不動産業者なんです。



おせっかい家は有料相談です。

なぜ、相談を有料にするのか。

それは、誰からも給与をもらわないからです。

ボランティアでの活動でもない。

だから、お客様からの相談料金が必要なのです。


おせっかい家にとってのお客様は、家を建てたり不動産を購入しようとするお客様なんです。建築業者や不動産業者からお金をもらわないので、おせっかい家にとってはお客様ではありません。



相談が有料だから、建築業者や不動産業者と成約することが条件にはなりません。

工事をする必要がなければ、その通りにアドバイス出来るし、売却は今じゃない方が良ければそのままお客様に話せるのです。


ここが、おせっかい家のこだわりなんです。

誰も本当のことを言ってくれないからです。



そして、ただ部外者として言いたい放題言ってお客様を迷わせる気持ちはありません。

建築の打ち合わせも、工事現場も、購入物件の見学も、ショールームへもみんな同行してお客様の味方としてずっと寄り添えるのです。


設計図面に赤で修正入れてチェックするなんて仕事もありますし、現場の手抜きがないかチェックする仕事もあるようですが、そんなことはしません。

おせっかい家が、設計するわけでも家を作るわけではないのです。

横からちょっと来て、指摘だけして現場をぐちゃぐちゃにするなんてことは、全く考えにありません。

それは、最終的にお客様の利益にならないからです。


お客様の住まいを担当してくれる業者さんとの良好な関係を築けるようにサポートすることは、重要なおせっかい家の仕事なんです。



正直、ここまでの味方になってくれる「おせっかい家」がいての住まい作りって、羨ましいくらいです。


設計会社でも建築会社でも不動産会社でもない、住まいのおせっかい家だからこそ、中立なアドバイスが破格の値段で受けられるのです。

設計事務所や建設会社として登録するには、もっと資格も必要ですし登録料金もかかります。その分の費用が必要ですし、自社で設計施工する必要が出てきます。

それでは、ひとの仕事を横取りすることになりますからね。


不動産業者になるなら、登録料ももちろんですが、契約してくれないと売上げがなくなってしまうので、契約してくれるように営業活動となってしまうのです。


だから、ただのおせっかいとしてお客様と寄り添うという形にしています。

おせっかい家の意味、伝わりましたか。