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• タイトル: ロマン主義って、なんだろう? (図鑑:はじめてであう世界の美術) de ケイト・リッグス
• ISBN: 489737992X
• ファイル名: ロマン主義って-なんだろう-図鑑-はじめてであう世界の美術.pdf
• 発売日: 2017/8/9
• ページ数: 25ページ ページ
• 出版社: ケイト・リッグス

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ロマン主義って、なんだろう? (図鑑:はじめてであう世界の美術)本ダウンロードepub - 内容紹介各地で独立への闘いが続いた18世紀なかばから19世紀。絵画では『民衆をひきいる自由の女神』で名高いドラクロアや風景画で知られるターナーなどが活躍するロマン主義の時代でもありました。本書は、児童や生徒が学べるように、ロマン主義時代に活躍した画家たちの名画を紹介し、それらの特長をわかりやすく解説します。内容（「BOOK」データベースより）イギリスで産業革命がはじまり、ギリシャの独立戦争やフランス革命がはじまったヨーロッパでは、新しい芸術運動もおこります。自由な感性を生かした感情表現をたいせつにする芸術が、文学や絵画・音楽などの分野で大きく広がったのでした。この芸術運動をロマン主義とよんでいます。この本では、革命に参加する生き生きとした人物像を描いたドラクロワや、遠近法を取り入れて自然を描き続けたターナー、社会を正面から見すえて、人間の心のなかを表現しようとしたゴヤなどの画家や、その作品を取り上げて、ロマン主義時代の絵画美術とは、なんであったかを、読者といっしょに考えていきます。著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)リッグス,ケイト ノンフィクション・ライター。子どもの本・ヤングアダルトブックの編者・著者として活躍する。ARTWORLDシリーズのほか、動物シリーズなど広い分野のノンフィクション書籍を手がけている。2012年、“Dolphins”(Amazing Animals)でトランスナショナル・ノンフィクション賞(メリーランド・ブルークラブ・ヤングリーダー賞)を受賞。アメリカ・ミネソタ州在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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著者はアメリカ・ミネソタ州在住のライター。わずか25頁の、児童向け絵本のような作りの書です。18世紀後半から19世紀前半にかけてヨーロッパで盛んだった芸術運動「ロマン主義」の代表的な絵画作品を取り上げ、絵の感想を考えさせるという造りです。ですので、ロマン主義が何たるものであるかは、比較的ぼんやりとしか記述されていません。それは夜見る夢に似ていて、感情や情熱を思いのままにキャンバスにぶつけていた幻想絵画運動だったということがほんのり見えてくるという感じです。先行する古典主義絵画がギリシャやローマの美術様式をお手本にしていて、それに＜則る＞ことを旨とした一方、ロマン主義は「想像力を強く働かせて夢や神秘的な世界にまで、絵の題材をもとめたことも特徴となっています。そして、絵画に描く自由をもとめたことで、ロマン主義絵画は、近代絵画のはじまりとされています」（23頁）。日本の印刷技術が遺憾なく発揮されているので、図版は大変美しく楽しめます。取り上げられている絵画作品は以下の通りです。◆ターナー『近代ローマ、カンポ・ヴァチーノ』◆モラン『海上の日没』◆ターナー『月光下の石炭積み』◆フリードリヒ『海上の月の出』◆フリードリヒ『霧の海を見下ろす旅人』◆ドラクロワ『地獄のダンテとウェルギリウス』◆コンスタブル『乾草車』◆ターナー『レグルス』◆ヴォレール『ヴェスヴィオス火山の噴火』◆ゴヤ『巨人』◆ゴヤ『カルロス4世の家族』