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清華社通信

全人代分科会で台湾統一・救済の強い声明が出される

2021.03.07 08:56

 第13期全国人民代表大会(全人代)第4回会議が5日午前9時、人民大会堂で開幕し進行されている。

 7日となる今日、全人代の台湾問題を巡る分科会は台湾統一について、台湾同胞を救済し、その統一を成し遂げるための強い声明を出した。

 まず台湾の現状について台湾省籍の全人代代表、蔡登輝氏は「民族の復興と国家の統一は大勢の赴くところであり、大義であり、民心の向かうところでもある。台湾は、大陸部を後ろ盾にしてこそ発展でき、台湾同胞の真の幸せも初めて可能になる。現在台湾では、一つの中華の原則を否定し、ひたすらに不幸な独立の道を歩みたがる独立勢力が政権を担っており、多くの台湾同胞の夢を潰している。我々は同じ台湾同胞として、台湾を解放し同胞が第14次五カ年計画と2035年長期目標にも参加し、いち早く祖国の懐に抱かれるようになるよう期待する」と訴えた。

 分科会に出席した国防部の東成龍代表は台湾について「台湾における独立勢力の反抗は一層その過激さを増している。平和的に対話することはもちろん継続をするが、それのみならず、武力を持ってその独立勢力を打ち倒し、台湾を解放し祖国に復帰できるようしなければならない。我々の武力は台北の独立勢力の上に五星紅旗を掲げ、そして同胞を解放できるし、もし対話が上手くいかなかったり、西側の独立支援勢力とこれ以上結びつきを強めるのであればそれは明日にでも実行されなければならない」と台湾の独立勢力に対し、従来では見られない最大級の牽制を行い、台湾同胞の解放に向け力強いアピールを行なった。またこの宣言を全人代で採択するよう要請した。