モノが手放せない方へ〜自分のルーツをたどると解決するかも?
セミナーで、お片づけサポート作業の現場で、おうちツアーで、SNSで皆さんが最も私に質問されること。
それは「モノが手放せない」ということ。
お片づけの永遠のテーマかもしれませんね💧
今回は、私がどうやって服が手放せるようになったかをお伝えしようと思います。
今日もご訪問頂きまして、ありがとうございます❤️
「家が整うと心が整う!」
40代からのお片づけを応援する🎶
山口県周南市・整理収納アドバイザーのもりかわ ゆきです
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前回のブログで、私がNHK山口放送に出演させて頂いた時に、我が家のクローゼットがテレビに映し出されました。
今でこそ、私のクローゼットをテレビで公開することが何とか出来ますが、整理収納アドバイザーになる前のクローゼットはとても皆さまにお見せ出来るような代物ではありませんでした💧
冬バージョンのもりゆきのクローゼット
今クローゼットにある服は。。。
ボトムーーー夏冬合物合わせてーーー22
仕事着ーーー2
黒ワンピーーー1
秋冬トップスーーー22
春夏トップスーーー15
夏アイテム(キャミ・エプロン含む)ーーー14
冬アイテム(手袋・マフラー・帽子含む)ーーー14
コート・ジャケット・ロングカーディガンーーー9
合計99着(2021・3・10現在)
ここまでたどり着くまで紆余曲折、いろいろありました。
日本人女性が持っている服の平均は150〜200着だそうで、200着以上服をお持ちの方は多いと思っていいそうです。
私は今現在、手袋やマフラー、エプロンなど小物を入れても100着満たないですが、これで充分回っています。
まだまだ減らせると思っています。
今でこそ、こんな考え方が出来るようになりましたが、整理収納アドバイザーになる前は『服』に異常なほど執着がありました。
私が整理収納アドバイザーになっても捨てられないモノが3つありました。
①洋服
②洋裁道具と布
③雑貨
②と③は何とかメルカリで売ったり、知人に譲ったり、少しずつ減らすことが出来ました。
一番減らすことが出来なかったのが、①の洋服です。
今までこの仕事をする前は、自分のことが分かっているようでわかっていませんでした。
自分を分析するなんて、考えてもみなかったし、する必要もないと思っていましたから。
なかなか洋服を捨てられない時に「何で私は洋服を捨てられないのだろう?」と考えてみるところから始めてみました。
私の家族は4人家族。
父は普通のサラリーマンでした。
母は独身の時に服飾専門学校を出て、ある会社で縫い子をしていたこともあり、手作りで洋服を縫うのが得意な人でした。
私が長女で、下に3つ年下の妹が1人います。
小さな頃から、母の手作りの洋服を着て育ちました。
いつも妹とお揃いの洋服で、胸にビーズが縫い付けてあったり、刺繍がしてあったり、凝った造りの洋服を着ていたのを覚えています。
母は料理や裁縫など手作りを優先させる人で、部屋が散らかっていてもあまり気にする人ではありませんでした。
私が小学校4年生になると、母がパートに出始めました。
すると時間がなくなったせいか?
もともと片付けが得意でなかった母が、さらに片付けに時間をさけなくなり、家の中がモノであふれてきました。
それでも母は、自分の時間を削ってでも私や妹の学校の制服まで手作りしてくれていました。
デザインは分からないようにコピーされていたのですが、スカートの色や制服の白い線が微妙に友達の制服と違うのが嫌だったのを覚えています。
今私が母になり、母の気持ちを思うと「嫌だった」なんて何て罰当たりなことを言ってるのだろうと思います。
母の愛情がこもった洋服、母の愛情たっぷりの制服。
今思えば、贅沢な悩みだと思います。
でもそこに私が洋服を選ぶ「自由」はなかった💧
自分で洋服を選んだ覚えがあまりないんです。
母がデザインした自己満足の服を着せられてた着せ替え人形だった私。
当時は気付きませんでしたが、アドバイザーになった現在、客観的に振り返ってみるとそう思います。
社会人になり、銀行に勤めることになりました。
バブルの絶頂期ということもあり、まわりは景気の良い話しばかり。
自分の自由になるお金を手に、仕事後はよくファッションビルに買い物へ行っていました。
当時はDCブランドが流行っていて、洋服の値段も高かったです。
1回お店に入って、洋服を買ったら、10万単位でお買い上げなんていうこともよくありました。
銀行へは、洋服の借金を返すために働きに行っていたようなものでした。
今考えてみると、あの頃洋服に使ったお金を貯めておけば、今もう少し貯金が出来ていたかもしれませんね。
もったいない💧
独身の時は、オシャレをするのがこんなに楽しいなんて。
自分で洋服を選んで着てって楽しい✨
自分で洋服を選べなかった反動が出てきて、ますますエスカレート。
流行りに乗って、取っ替え引っ替え洋服を買う始末。
当然、タンスはすぐにパンパンに。
結婚しても、高かった洋服を全部持って行きました。
自分の全てが詰まった洋服。
お金も思い出も何もかも詰まっているから捨てられない。
着もしない洋服を毎年クリーニングに出して、お金をさらにムダ使い。
当時の日記にこう書いてありました。
「私の幸せは、毎日自分の好きな洋服が着れること。」
もう、ここまでなったら病気と言っても良いかもしれない(苦笑)
転勤をくりかえし、場所は変わっても、私のタンスやクローゼットはいつもパンパンでした。
整理収納アドバイザーになってから、いろんな知識を身につけていきました。
無知ってほんと怖い💧
自分の肌の色がイエローベースで、オータム(秋の色)の色が似合うということ。
そこでモードな服を手放すことに。(黒やシャープな線の洋服たち)
それから骨格診断で自分の体型が「ウエーブ」であること。
骨格は大まかに3つに分かれていて、そのうちの1つ、私は「ウエーブ」に属すること。
ウエーブの骨格は、骨が細く平面的な体型で、筋肉より脂肪がつきやすく全身のバランスは下重心。
ウエーブが得意なファッションアイテムは、「フリルや丸首のブラウス」
「プリーツやタックなど装飾のあるデザイン」
「ポリエステルやシフォン、スエードなどやわらかい質感や透ける素材」
ということで、綿100%の素材の服やVネックの洋服、シンプルすぎる洋服は手放すことに。
サブスクで服を購入したり、今はなかなか実店舗にお洋服を買いに行けないので、定期的に送られてくる通販のお洋服を利用させて頂いてます。→ cawaii
気に入ったお洋服が入っていない時は、全品返品させて頂くこともあります。
それだけ、洋服を選ぶ基準が厳しくなったということですね。
それに整理収納の知識が足されて、今の洋服の数になりました。
自分のことを知れば知るほど、自分に似合う服が分かる。
似合わない服を持っていてもしょうがないし、似合わない服を着たくもない。
そう思えるようになってから、ドンドン服が手放せるようになりました✨
ーまとめー
「片付け」はモノと対峙して、モノと向き合ううちに、自分にとって必要なモノかどうかを見極めなければいけません。
必ずモノ1つ1つに対して想いがあるはず。
その想いに対峙するのが面倒くさくて、その判断を後回しにするから、モノがたまってくるのです。
本気で片付けがしたいなら、自分と向き合う勇気を持つことかな?
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