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Atlanta Life ~via Belgium~

最近写真に夢中!新しいカメラを選んでみた

2016.10.31 22:45

ベルギーに来てからお出掛けをする機会が多くなって、その度にたくさん写真を撮るので、新しいカメラを買いたいという欲がもくもくと沸いてきました。

現在使っているのはオリンパスのミラーレス一眼「PEN Lite E-PL6」。

ちょっといい写真を撮ってみたいな、という初心者向けには丁度いいカメラです。でも焦点を合わせるスピードが遅かったり、影や光に弱かったりと最近ちょっとずつ不満が出てきて…、せっかくなので思い切って新しいカメラを買うことを決意しました!!(猫に小判だと言われてしまいそうですが…苦笑)

カメラは素人だけど、写真を撮るのは大好き!ということで、この機会にちょっと真剣にカメラ選びをしてみました。備忘録も兼ねて、カメラ選びのポイントを記しておこうと思います。


いま私が使っているカメラ↓



で、私のカメラ選びの条件が以下。 この条件に合うカメラを選んでいきます。

  1.  軽量であること(重いと持ち歩きがストレスになるので)
  2.  一眼レフであること(現在がミラーレス一眼なので、せっかくならバージョンUPしたい。でも結局はミラーレスにしましたが…)
  3.  画質UPすること
  4.  レンズとセットで20万円以下であること

  1.  軽量であること(400g以下)

まず私にとって最重要ポイントが、1番の「軽量であること」。小型でかつ軽量でないと結局持ち歩かず、本末転倒なことになってしまうからです。

現行の私が使っているオリンパスは325gなのですが、これよりもだいぶ重量UPしてしまうと私にとってはストレス。なので、400g以下という条件で調べたところ、Sonyの一眼レフに辿りつきました。NikonやCanonも調べたのですが、どれもかなり重い!

ということでこの第一条件のみでメーカーまで絞れてきてしまいました。こうなるとあとは早い!


次の条件は…

2.一眼レフであること

3.画質アップすること

ここはSonyの一眼レフなら機種によってほぼ差はありませんでしたが、備忘のために調べたことをメモしておきます。


まずカメラを大きく3つに分けると、以下の3つに分けることが出来ます。分類すると一気に体系的に理解できるようになって分かりやすいですね。

ではまずコンデジとミラーレス一眼の違いから。

これはざっくり言うとレンズを交換出来るか否か、です。コンデジはレンズの交換が出来ない分、単純かつ安価で、小型化を実現しています。写真は撮りたいけどスマホのカメラじゃ満足出来ない、でもカメラはポケットに入るサイズがいいという人向け。一方ミラーレスは、そんなに大きさにはこだわらないので、もうちょっといい感じの写真が撮りたいという人向け。レンズも望遠や広角など色々と交換可能です。


では次にミラーレス一眼と一眼レフの違い。

まず、共通点は2つともレンズを交換出来るということ。

次に、大きな構造の違いを説明すると、一眼レフは、レンズから入った像をカメラの内部にある鏡(ミラー)を通してファインダー(光学ファインダーと言う)で見るような造りになっています。よって、レンズに写る景色をリアルタイムで確認できます。

一方、ミラーレスは文字通り、鏡がないので、レンズから入った像をデジタルに変換し、それをモニターを通して見ているので、実際の景色と若干のタイムラグが生じます。ちなみに、ミラーレスでは撮影する被写体は、液晶画面または電子ファインダーで確認します。

結論として、ミラーレスはミラーがないだけあってカメラの大きさが小型化でき、かつ構造が単純なため価格は一眼レフより安くなります。ただし、実際の景色を一度デジタル化しないといけないので動きには弱い。


もう一つ、一眼レフとミラーレスの違いとして、「画像センサー(撮像素子)の大きさ」という重要なポイントがあります。簡単に言うと光を集める板のようなものです。このセンサーが大きければ大きいほど、画質が綺麗になる。これは、少しの例外はあるとして、基本的に一眼レフのセンサーの方がミラーレスのセンサーより大きくなっていて、今私が使っているオリンパスのミラーレスが「マイクロフォーサーズ」というサイズで、新しいカメラにはもう一段階上の「APS-C」がいいと思っています(Sonyの一眼レフは全てAPS-C以上)。フルサイズは完璧にプロ用なので…

イメージとしてはこんな感じ↓ (画像はこちらから拝借しました)



この辺りまで勉強したら次はSonyのラインナップの中から希望の機種を選んでいきます。

SonyのHPは自分の比較したいスペックを決めて、そのスペックで商品を並べて一覧で比較出来るようになっているので、とても分かりやすくて便利。

私はα6300にするか、α6000という機種にするか相当迷った結果、α6000に決定しました!

これがその α6000 ↓

決めたポイントは、価格…(笑) 

というのも今年の冬にα6500という新機種が発売されるのですが、それによって、α6300とα6000がぐーんと値下がりするのです。ほんとにいいタイミングで新製品が出てくれて有り難い。もちろん新製品の方が色んな面においてハイスペックになっているのですが、ワンランク機種をあげるだけで5~7万円以上価格もUPします。このちょっとのスペックアップに5万円かける価値があるだろうか、そして私はそれを使いこなせるだろうか、と検討した結果、α6000にしたのでした。

気になる価格は本体が約6万円(多分12月に新商品が発売されたらもうちょっと下がるかと)。欲しいレンズ3種(オーソドックスなの、望遠、広角)とフィルターやカバーなど全て合わせて15万円に押さえました。予算より5万円も安くて大満足。α6300にしたら22万円くらいになっちゃうので。

これは絶対いいチョイスだなぁ~と買う前からニヤニヤしています。



ちなみに海外在住だと、帰国したときに日本で買うと、日本の消費税免税(8%オフ)を受けることが出来ます。但しこの場合、電気屋のポイントはつかないのが要注意なポイント。ビックカメラなどは商品によってポイント還元率が10%くらいあったりするので、買う時にどっちがお得か見極めないといけません(免税を受ける場合は航空券とパスポートが必要)。


または、Sonyのαシリーズならベルギーでも売っています。3カ月を以内の帰りのチケットがあると(一時帰国でもOK)、EU内での旅行免税(約20%オフ)が受けられます。ただそうなると充電器等が海外仕様になってしまったり、取扱説明書が日本語がないかもしれませんが、そんなに大きな問題ではなさそうですね。


今日はカメラについてよく勉強した日でした。

猫に小判にならないように買った後こそしっかり勉強しようと思います!