内容紹介 『マジンガーZ』で広く知られる 特撮・アニメ音楽の泰斗・渡辺宙明が、 自ら幼少期からの足跡、『東海道四谷怪談』『忍びの者』 などの映画・映像音楽作品のすべて、さらには趣味の UFO・超常現象に至るまでを語り尽くす、 ジャンルを越えて我々を魅了し続ける、宙明節のすべて 内容（「BOOK」データベースより） この物語は、『マジンガーZ』で広く知られる特撮・アニメ音楽の泰斗・渡辺宙明が、自ら幼少期からの足跡、映像音楽作品のすべて、さらには趣味のUFO・超常現象に至るまでを語り尽くした、壮大な物語である。 商品の説明をすべて表示する

作曲家 渡辺宙明を読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。

映画、映像作品の「音楽」に関して、語らせたらピカイチの本書の著者、小林氏（ゴジラ音楽や伊福部氏伝、本多監督伝等）。その小林氏が７０年代以降は主に東映作品で多くの名曲を紡いだ渡辺宙明先生に関して書かれました。小林氏が書かれた「渡辺宙明論」的な話、インタビュー収録等、「さすがの出来」になっています。ネタばれを避けますが、「多分初公開では？」というエピソードも載っている様に御見受けします。満点でなかった理由は、・ワイズ出版の映画関係書籍に共通するのですが、「写真・図番」等のビジュアルに乏しい事、・本の仕様等をみた場合、どうしても高額であると思える事。上記２点が気になった事に起因します。ただ本書は、渡辺宙明先生の音楽世界を（恐らく初めて）まとめた点、インタビューの内容等では貴重ですので宙明先生ファンなら、是非読んでおきたい内容である事は間違いありません。一点だけ少しネタバレを書くと、宙明先生がここまで超常現象（UFOなど）にお詳しいとは存じ上げませんでした。ここはそんなに期待してなかったのですが、意外に面白かったです。ぜひご一読ください。（余談）正月映画の新作：劇場版：新作マジンガーZ（インフニティ）の音楽は、宙明先生のご子息・俊明先生が担当されるとの事。父上とはどう違う世界観を打ち出されるのか、期待しています。