2016さいたまクリテリウム 一般体験走行 先導
前日までの予報を他所に、当日晴天に恵まれました 2016年10月29日。
2016さいたまクリテリウム一般体験走行の先導で早朝から現地へ入りました。
サイクリング協会から指示で6名のクラブ枠での先導員、サイクリング協会役員として1名が先導に参加しました。
オヤジさんは 参加者の車検担当で 毎年現地に入っています。
風があるので待機時間は寒さも感じましたが、コースへ走り出てしまえば、電車沿いは追い風、ラフレから北上は向かい風がなく、拍子抜けするほど穏です。
多くの方々に声援を送っていただき、今年も時間切れで途中でコースの外へ追い出されるグループはひとつもありませんでした。
筆者は場慣れしているとはいえ、毎年いろんな方々と走行する一般体験走行は、自らが思う100%のコントロールを出来るわけではありません。
今年も小さなお子様の参加にドキドキとする緊張感で任務につきました。
安全を優先、しかし、参加者が「また走りたい」と思う楽しい走行を多く望みます。
グループの中でどうしてもバラバラになってしまうガードの7%の登りが2回。
遅れた参加者は後方に吸収してもらうとマニュアルにはあるのですが、
先頭で速度をコントロールしながらも、遅れた参加者をサポートすることもとても大切です。
先頭を離れて後方へ下がり、声援を送りながらも前を見ることもしばしば。
少しの距離だけ参加者の方々にお願いをして遅れている参加者を一旦引っ張りに戻るのも担当の職務です。
引っ張ると言うのは精神的に背中で引く「氣」みたいなもので、繋がっていなる意識がとても大切なのだと体感しています。
楽しんで貰える先導はなかなか難しいといつも思います。
いろんな事が頭に浮かびながら 今年も無事に終わることが出来ました。
反省は毎回、次のときにはもっと上手に「氣」を使えるようにならないと。
いつも そう思うのです。
今回も無事に終了をした体験走行も最終的に走るエネルギーを参加者に与えたのは、観客の声援でした。
さいたまクリテリウムbyツール・ド・フランスは企業や行政の力で行われていますが、主役は「一般の方々」 と思います。
自転車のお祭り なのですから、もっといろんな人たちに体験走行をして頂きたいと思います。
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