自分で作る生化学ワークノート―書いて覚える

によって 中元 伊知郎

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自分で作る生化学ワークノート―書いて覚えるの詳細

本のタイトル : 自分で作る生化学ワークノート―書いて覚える

作者 : 中元 伊知郎

ISBN-10 : 4840403120

発売日 : 2002/11/7

カテゴリ : 本

ファイル名 : 自分で作る生化学ワークノート-書いて覚える.pdf

以下は、自分で作る生化学ワークノート―書いて覚えるに関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。

自分で作る○○ワークノートシリーズとして、同一著者のもとで出ているものなので、生化学の勉強にもよいかな、と思って入手しました。他の科目とともに、ちょこっとずつ演習しながら、このノートを作り上げてゆけば、たしかに国試対策としても十分なのかな、とは思います。生化学は概ね次のように分かれるようです：○はじめに、○生体物質の化学、●糖質●タンパク質●脂質、●核酸、●ビタミン、●金属イオン○機能タンパク質としての酵素（ミカエリス・メンテン式）、○エネルギー、●クエン酸回路、●電子伝達系、●β酸化、○代謝、●アミノ酸代謝、●核酸代謝（プリンとピリミジン）、●窒素代謝（肝オルニチン回路）、●脂質代謝（コレステロール生合成）、○人体、●血液成分、●硬組織、●筋肉、○情報伝達と生体防御、●化学的伝達、●細胞膜、●免疫系、○分子生物学（分子遺伝学）。生きた人体はいわば化学エネルギーを物理エネルギーに変換するブラックボックスなので、互いに共役する化学反応の束をうまく統御しながら、生命活動を敢行しているもようです。そうした生命活動の中でも、化学が直接的に関与する部分について、生化学では割と真っ向からとりあげ、メカニズムを解明しているので、興味関心の赴くままに、割と縦横無尽に学習しても、結局はどこかで繋がり、煩雑ながら一枚の絵が得られるであろう、と思います。そんな向きに本ノートをおすすめしておきます。なお、演習には猪飼先生らによる『生化学・分子生物学演習』（東京化学同人）などもおすすめでしょう。