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株式投資家の暮らしと夢

8848 (株)レオパレス21

2016.11.03 15:00

「レオパレス21」ブランドの単身者向けアパートの建築請負と転貸が主軸。後者に軸足移し再建

株式会社レオパレス21は、東京都中野区に本社を置く日本の大手不動産会社で、「レオパレス21」ブランドの単身者向けアパートの建築請負と転貸が主軸です。

後者に軸足移し再建に取り組んでいます。

アパートの建築請負・賃貸のほか、リゾート施設・介護老人ホームの運営や入居者向けブロードバンド等を行っています。

かつては戸建住宅分譲やカーシェアリングも行っていました。


その歴史を見てみると、1973年、深山祐助(みやまゆうすけ)により設立された「株式会社ミヤマ」が前身です。

当初は首都圏で不動産の仲介業を行っていたが、1985年、敷金無料型賃貸マンションの「レオパレス21」事業を開始してから飛躍的な展開を見せるようになります。

1989年に社名を「株式会社エム・ディー・アイ(MDI)」に変更(Miyama Development Internationalの略)。

またグアム島に滞在型リゾート施設「レオパレスリゾート・グアム」を開設し、レジャー事業に進出します。

2000年に社名を賃貸マンションブランドと同じ「レオパレス21」に変更し、2001年から「マンスリーレオパレス」(マンスリーマンション)を販売開始。

「マンスリーレオパレス」は前払いの必要があるものの連帯保証人が不要であるため、外国人などからも重宝されています。

2009年3月期を境に業績が急速に悪化、赤字決算が続き、2010年度より三カ年計画を掲げ、ストックビジネスを基盤とする事業展開でこれまでの新築から既存の物件の賃貸事業の改善を始めています。

これにより有利子負債の圧縮、財務と収益の安定を計るのが狙いで、また新築事業は経済成長著しい中国市場をターゲットにしています。

2010年4月2日からフランチャイズネットワークとして、レオパレスパートナーズ(加盟店制度)を開始しました。

パートナーズ店はフランチャイズ店としてすべてのレオパレス物件を紹介できると共に、直営店とは違い従来の不動産仲介業を行うことができます。

2010年11月には株式会社住生活グループ(現・株式会社LIXILグループ)と業務提携を行い、さらに、同年12月には第三者割当による新株発行を実施し、新株全てを同社の子会社で賃貸住宅の仲介や社宅管理事業等を行う住生活リアルティ株式会社(現・株式会社LIXILリアルティ)へ割り当てられました。

2012年11月28日、韓国の住宅管理会社のウリ管理との合弁会社「ウリレオPMC」を韓国の安養市に設立。

資本金は2億ウォン(約1500万円)で、両社の折半出資で、同社は韓国で初めて設立される企業型住宅賃貸管理会社です。

なお、MDIの商号は2008年10月にレオパレス21創業者の親族が設立した不動産会社の社名として使用されています。

2016年6月24日 金曜日 14:36 明治通り馬場口交差点

私の投資判断ですが、時価総額は売上高の半分以下で、若干ですが利益も出てますし、財務もそれほど悪くはないのですが、なにせ信用買い残が多すぎます。

割安だとは思いますが、私の投資判断は今回は見送ります。