2021/2/28 芸術と遊びフォーラム2021@ZOOM
先週末2/21(日)と本日の2日間、認定NPO法人「芸術と遊び創造協会」主催の「芸術と遊びフォーラム2021@ZOOM」に参加させて頂いた。
「人間が初めて出会う芸術は、
おもちゃである」
そんなフィロソフィーを掲げ、代表の多田千尋さん中心に、東京おもちゃ美術館の運営や、木と触れ合う「木育」支援の活動をされている、このNPO。
20年以上に渡り、毎年春夏、全国の保育士さん向けのフォーラムを主催されており、今回はコロナゆえZOOM開催。
「絵画・造形あそび」、「おもちゃ遊び」、「木育・自然遊び」、「表現あそび」、「未満児の生活と遊び」の5分野で2日間にわたり、全国の保育士さん達が実践活動を発表して下さった。
そもそも、参加している方は、保育士さんや児童館のスタッフさんなど、プロの方。(おそらく保育を生業にしていない参加者は、私くらい !?)
年明けからほぼ毎日英士と児童館に通うようになり、保育士の先生の声掛けや遊び方など目の当たりにさせて頂く度、目から鱗の連続だった。
言葉のかけ方や行動1つで、
こんなに子どもって変わるんだ!
イヤイヤ期の英士を、こんなに上手に、
楽しく導いて下さるプロの技を学びたい!!
フォーラムの初日は、出産入院中。
流石に2日間全プログラムは参加できなかったが、「毎日のお散歩と自然遊び」について発表して下さった、ぱる★キッズ府中 園長 根本 美保(東京都)先生のお話が印象的だった。
当園は住宅街の真ん中に位置し、園庭もない小さな保育園。だからこそ、日々の「お散歩」を大切にしています。身近な公園や道路、家々、見方や視点を少し変えるだけで、四季折々の草花や木々の移ろい、そこに集まる虫や鳥などの生き物たちに気付き、新たな発見と感動につながる「自然の宝庫」になります。
(※上記、ぱる★キッズ府中 根本 美保 園長先生のレジュメより抜粋。)
子どもと同じ目線で外を見渡すと、そこにはどきどき・わくわく、不思議でおもしろいものが沢山。
自然という、多様性の魅力。
「自然」とは、
”複数の種が存在したり、生命が繁栄する場所”
全て。
何も、屋久島や富士山などネイチャー系ドキュメンタリーに出てくるような特別な場所ではなく、自宅の裏庭や都会のコンクリートの中にだって「自然」は存在する。
まずは、その多様な自然に触れ、その魅力を感じること。
そこから環境保全の第1歩は始まるのだ、と思う。
▼芸術と遊びフォーラム2021 開催プログラム
⚫︎2月21日(日)
・10時~11時30分 A.絵画・造形あそび①幼稚園
・12時30分~14時 B.おもちゃ遊び
・15時~16時30分 C.未満児の生活と遊び
⚫︎ 2月28日(日)
・10時~11時30分 D.絵画造形あそび②保育園
・12時30分~14時 E.表現あそび
・15時~16時30分 F.木育・自然あそび
※”自然は、特別なものではなく、至る所にある”という、Ted.talk。