見比べて ミネアザミ
2021.03.09 10:15
(2020/8/14 北八甲田連峰)
峰薊(みねあざみ)
キク科アザミ属/多年草
峰(みね)=山に咲く薊(あざみ)で『峰薊(みねあざみ)』。別名『大岩薊(おおいわあざみ)』。
北海道南部と青森県津軽地方の海岸線〜亜高山~高山帯に自生する、花は上向きで茎は太く、葉も広く縁の鋸歯のような棘が鋭い。
背丈は大きい者だと2m程になる大型のアザミ。
ただ、実は…7月の秋田駒ヶ岳で咲いていた羽後薊(うごあざみ)との区別がついていない。
全体的にはよく似ている薊兄弟で、違いは峰薊は葉っぱがやや上向きにつき広い楕円形なのに対し、羽後薊は葉っぱの形が深く裂け目が入る羽状深裂という形になるらしい…八甲田山中にも羽後薊が咲いているらしいのだが、なにはともあれ写真で見比べてみよう…
確かに葉の形が見事に違い、やっぱりこっちは峰薊で良いようだ。比べてみるとよく分かる。
薊あるあるで羽虫の中でも特に蝶が寄りやすいようで、以前、長距離の渡りをすることでも有名な大型蝶のアサギマダラ(浅葱斑)が蜜を吸いについていたの見たこともある。手持ちのiPhone8では中々登山道を離れて近寄ってカメラに収めることは難しい。
カメラ専用機買おうかな…カメラぶら下げて登るの面倒くさいな…壊すとヤダな…ブツブツ