2021/3/7【本紹介⑮】暮らしのおへそ vol.31
「私のカントリー」別冊、一田憲子さんディレクションの”暮らしのおへそ”(主婦と生活社、年2回発行)vol.31。
その人だけがもつ習慣、それを「おへそ」と名づけられた一田さん。
本誌は、そんな彼女による”各界で活躍される方々のおへそ”についてのインタビュー集である。
今回のテーマは、【今だから暮らしを整え直して、新しいおへそづくりを】。
コロナ騒動から約1年が過ぎようとする今。
この1年、おうち中心の時間を過ごした私達にとって、新しいおへそづくりとは?
そんなヒントがいっぱいだった。
本誌に登場された方の中でも印象的だったのは、カリスマ家政婦のタサン志麻さん。
プロのフレンチシェフから、TVで引っ張りだこの”伝説の家政婦”に。転身をはかり、
家政婦の仕事こそが、思い描いた理想の食卓シーンを実現する!と気がつかれたのだとか。
フランス人の旦那さまとお2人の息子さん。
家族を何より大切にするけれど、
家族のために好きなことをあきらめない。
(まさに、フランス女性的な考え方👏)
そんな志麻さんのご自宅やキッチンのお写真を見て、あのカリスマレシピは、ここから生み出されているかぁとワクワク。
極力キッチンツールを減らし、洗い物を減らす工夫は、真似したい所だらけ。
続いて面白かったのは、スケートボードでの器(主に益子焼)行商「器 つか本」を営む、塚本憲央さん。
実家が寿司割烹を営み、幼い頃から、工芸品やお茶に親しみながら育ったという、独特の審美眼をもつ、塚本さん。
そんな年下の塚本さんの、衣食住のライフスタイルは、My Style がしっかり確立されていて、軽やか。
自分の軸が明確いう意味では、
どこかヨーロピアン達にも似ていて、
拝読しとても清々しく感じた。
次号のおへそも楽しみにしています!
▼一田さんのサイトから、本誌の表紙撮影の舞台裏!
(※同じく一田さんの著書)