意思あるところに道は開ける
いまさらながら、『ビリギャル』を観ました。
坪田信貴さんのコミカルでそして感動する内容に最後は、涙で画面が滲んで見えなくなって、主人公さやかちゃんが、慶応に合格したシーンでは思わず一人で画面に向かって拍手してしまいました(笑)
物語の中で坪田先生がとても重要なことを言っています。
『ダメな生徒なんていない、ダメな指導者がいるだけです』
『だからお願いです、生徒にクズって言わないでください。
クズと言われた生徒は、本当にそう思い込んでしまう。
自分の可能性を信じれなくなるんです。』
私は、学生ではありませんがこれは、何も生徒にだけ当てはまる事ではないと思っています。
一般の企業の中でも、上司が部下に対していう言葉。
『お前が悪い』
『こんな事も出来ないのか。ダメだな』
『アイツの方がお前よりずっと出来るぞ』
『絶対に失敗するなよ』
等々、数え上げればきりがありません。
そして、日々やる気が失せていくのです。
大きな有名企業だからといって、全てが良いとは限りません。人間力を奪う出来事は、
企業の大小に関わらず、いつも起こっています。
最近、ニュースになった電通(DENTSU) の若い社員が自殺しました。
先輩や上司から弄られ、パワハラに近いことを言われ、キャパのオーバーした仕事をやりつづけ
心も体力も余裕が全くなくなってしまうのです。
私も、今は名前は非常に通っている会社の契約社員として働いています。
しかし、日々時間的、精神的に余裕のない会社生活に随分疲れが生じてきてしましました。
この『ビリギャル』という映画。感動する話ではありますが、僕は人の個性を見つけそれを
引き出した素晴らしさを伝えているのではないかと思います。(一部裏をとって批判的な記事もありますが、その手の類の記事はどうでもいい)
坪田信貴さんは、小林さやかさんをちゃんと人生のレールに乗せてあげる事が出来たのだと、私は思います。
まだ見ぬ世界は、怖い。でもその先にワクワクするものがきっとあるから怖いと感じるんだろうな。
自分の人生のレールを見つける事、容易なことじゃないかもしれないけど、本当はみんな幸せに生きるためにいるんですよ。
僕も何か大切なものをまた一つ見つけた気がいたしました。
最後まで読んでくださってありがとうございます。