旅にゃんこ岩手編 ~ 美しい庭園に猫たちもうっとり💕平泉の世界遺産「毛越寺(もうつうじ)」 ~
2016.10.31 04:32
毛越寺と書いて「もうつうじ」と読みます。
「越」という字は慣用音で「オツ」と読みます。
従って、本来は「モウオツジ」という名前なのですが、いつの間にか「モウツジ」になり、最後は「モウツウジ」に読み方が変化したとのことです。
以前のブログでレポートした中尊寺と並ぶ、平泉を代表する世界遺産の一つです。
バギーに乗せれば猫連れでの参拝が可能ということで、さっそく訪問してまいりました。
◇ 毛越寺
毛越寺は、中尊寺と同じく、慈覚大師円仁が開山しました。
奥州藤原氏の二代目「基衡(もとひら)」から三代「秀衡(ひでひら)」の時代に多くの伽藍が造営されたそうです。
当時は、中尊寺をしのぐほどの規模と華麗さであったといわれています。
◆ 浄土庭園
ここ、浄土庭園は、仏の世界すなわち浄土を地上に表現した庭園だと伝えられています。
景観は平安時代に書かれた日本最古の庭園書である「作庭記」に基づいて作られており、学術的にも貴重な庭園です。
庭園の中にある、もみじの葉っぱ紅葉には至っていませんでしたが、鮮やかな緑色で、これもまた風情があってよかったと思います。
エキサイトしすぎて、バギーの上でよくわからない姿勢になってしまったふくちゃん (*'▽')
◎ 大泉が池
この池は浄土庭園の中にある「大泉が池」といいます。
東西約180メートル、南北約90メートルあり、作庭当初の姿を伝えているそうです。その美しさは、まさに猫たちも目を奪われるほどでした。