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避妊去勢について

2021.03.12 11:00


悩む人が増える時期ですので避妊去勢について書きます。

何回か書いているので見たことがある方はごめんなさい(>人<;)


この時期になると、避妊せずに回避する方法を求める方がいますが、

なんだかんだ言って避妊去勢手術をするのが一番お金も苦労もかからずに済みます。




《メリット》

オス

・マーキングしなくなる ※たまに残る子もいますが全体的に少ないです。

・おしっこ臭が激減する

・オスがなる病気(精巣腫瘍等)を防げる


メス

・発情による粗相をしなくなる

・メスがなる病気(子宮蓄膿症等)を防げる

・里親探しの苦労から解放される


全体

・発情期のギャン鳴きから解放される(人間)

・発情期のストレスから解放される(猫)

・ご近所の苦情が減る


《デメリット》

太りやすくなる


※メリットデメリットで抜けているものがあったらすみません💦




猫は交尾排卵動物です。(交尾をすると排卵がおきます)

ほぼ100%妊娠します。

「発情期に外に出られてしまい、2~3日で帰ってきたと思うと妊娠していた」というのはよく聞きます。

複数のオスと交尾できるので、父猫が複数いることも少なくありません。





「なんだ、メスだけ避妊すればいいじゃん」なんて思うオスの飼い主さんがいるかもしれませんが、よその子を妊娠させて知らんぷりはやめませんか?

自分のカワイイ飼い猫さんの子供がどこかで寒くてお腹を空かせて生きているかもしれません。

妊娠させないようにオスも去勢しましょう。


室内飼いだから手術しないという考えの方もおりますが、ドクターストップがかかっている場合を除き、病気予防の観点からも手術することをお勧めします。

※おっぽで譲渡した子は必須です。





産ませれば産ませただけの苦労が待っているし、増えた頭数分のお世話にお金がかかります。

そして、猫を欲しい人ってそんなにいません!(キッパリ)

引く手数多なら各保護団体にこんなに猫達が溢れているわけがない‼︎

簡単に「里親を探せばいい」と言いますが、猫を欲しい人より里親を探している猫の方が圧倒的に多いです。



里親探しを椅子取りゲームに例えている方がいらっしゃいました。

まさにそうだと思います。


椅子=希望者

座りたい人=猫


厳しいです(/ _ ; )




ですが!!!

欲しい人がいなくて悩んでいても、ここだけは気をつけて欲しい。

「すぐ引き取ります」

「取りに行きます」

「何匹でも大丈夫です」

という人は詐欺の可能性が高いです。

そういう人に渡してすぐに命が終わってしまう子が、残念ながらおります。

鶴岡にも虐待者はおります。

動物を虐待した人は次は人間に…という話もあります。



里親探しは慎重に!

そして、里親を探さなければならない子を増やさないように避妊去勢しましょう。