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「宇田川源流」<現代陰謀説> 小池百合子という「パフォーマンスに長けた都知事」の政治ショーに付き合わされる東京都民の悲劇

2021.03.11 22:00

「宇田川源流」<現代陰謀説> 小池百合子という「パフォーマンスに長けた都知事」の政治ショーに付き合わされる東京都民の悲劇


 金曜日は「現代陰謀説」をお届けしている。現代の陰謀ということを暴き、なるべき区読者の皆さんにわかりやすく書くものにしようと思っているが、なかなかそのような陰謀が見えない状況になっている。まあ、なかなか見えないというよりは、どちらかといえば、最近マスコミの報道がコロナウイルスと総務省の接待問題、そして東京オリンピックの内容ばかりで、全く世界情勢などの内容が存在しない。また、ニュース解説であるのに、その陰謀のニュースがない。実際に報道などがないと、私が作り事で何かを書いているかのような状況にしか見えないので、あまり面白くはない。

まあ、単純に言えば「ニュース」でありなおかつ陰謀があり、そのうえで、多くの人にわかりやすいという「ちょうどよい」というものがないという感じなのである。

本来は「ミャンマー」だけではなく、たとえば「バイデン大統領に寄る突然のシリア空爆」や「オマーン沖におけるイスラエル貨物船襲撃」「イエメンからのミサイルをサウジアラビアが迎撃した」「ナイジェリアにおいて女子中学生がボコハラムによって300人誘拐され、1週間後に解放された」ということなど、中東や東南アジアにおいてはさまざまな事件がおきている。実際に、コロナウイルスであるというようなことになっていて、本来は「三密」がだめだというようなことになっているにもかかわらず、ミャンマーではデモが頻発しており数万人規模が密集しているということになる。あのような場所でコロナウイルスが、特に変異種が蔓延したらどうなるのであろうかというようなことが、様々に見えてくるのではないか。

所で、先ほど上記に挙げた事件、いくつ知っているであろうか。シリア空爆は意外おSNS上に報道されたが、オマーン沖やイエメン、ボコハラムなど、様々な問題があるにもかかわらず、そして間接的には日本に大きな影響があるにもかかわらず、そのことは全く報道されない。日本はいったいどうなっているのであろうか。

神奈川県黒岩知事、生放送で暴露した小池都知事への不信感「信頼関係、薄れます…こういうのは、ダメだ」

 神奈川県の黒岩祐治知事が7日、フジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」(日曜・午前7時半)にリモート生出演した。

 番組では、菅義偉首相が5日に首都圏1都3県に緊急事態宣言を今月21日まで再延長することを表明したことを特集した。その中で今回の決断に至る過程を伝えた。番組の報道では、東京都の小池百合子知事が2日に記者団へ7日の解除に懸念を示し、3日に1都3県の知事が非公式の協議で延長を要請することが伝えられた。こうした中、菅首相が知事からの要請を受ける前に3日夕方に官邸での延長する方針を示し、5日の表明となった。

 黒岩知事は、延長に至るまでに小池知事との間にあった内幕を明かした。それによると「月曜日の段階で小池知事から電話をいただきまして、どうでしょうか?という話でしたから、神奈川県はステージがほぼ2の段階でしたから、もう少し様子を見させてくださいと、申し上げました」と伝えたという。

 これに小池知事は「延長せざるをえないでしょう」と伝えたが、黒岩知事は「ちょっと待ってください。もう少し数字をみたい」と返答したという。すると翌日に「火曜日になったら、いきなり今日は西村大臣に会いに行きましょうって話になってる。えっ?てなって、文書を見たら2週間延長を要請するってなっている。えっ?これ持って行くの?まだ話してないじゃない?って言ったら、1都3県の知事でWEB会議やりましょうって言った。そのペーパー見て他の知事は大丈夫なのかなって言ったら森田知事は賛成している、大野知事も賛成しているっていうんです」と黒岩知事は小池知事から言われたことを明かした。

 この事実を確認するために黒岩知事は千葉県の森田健作知事、埼玉県の大野元裕知事へ「私、直接、電話したんです。そしたら森田知事は、黒岩知事が賛成するからっていうから、俺も賛成しようってなった。大野知事に聞いてもそうだってなったから…。賛成してないですよって、えっ!そうなんですか?ってなって。ちょっと待ってくれってなって。そもそも私は、2週間延長なんて話は全然考えてもいないっていうか。それでWEB会議やった」と明かした。

 さらに黒岩知事は「その前に菅総理が、私が決めますって言ってましたよね。私の気持ちとしてはここでひとつにまとめなくてもいいじゃないか、と。延長するなら31日まで長く延長する。あるいは、解除した後に、みなさんもっと頑張ってくださいって言って、(感染者数が)上がってきたらまん延防止重点措置をパッとかける」と考えていたことを明かし、その理由を「というのは緊急事態宣言延長して患者が下がってくればいいですけど、それで上がってきた時に切るカードがなくなる」と説明した。

 出演者から小池知事への不満を直接、伝えたかを聞かれた黒岩知事は「3日連続で1都3県の知事のWEB会議あった。率直にモノをいいましょうよっていって。私は、はっきり申し上げました。こんなことだったら、足並みをそろえるのが一番大事な時、こういうことやられると信頼関係、薄れますよ、と。こういうのは、ダメだ、おかしいっていった。そしたら小池知事がちょっと先走ってしまってごめんなさいっていう話があったんで、一緒にやって行きましょうとなって今はもうこだわりはないです」と明かしていた。

2021年3月7日 8時48分 スポーツ報知

https://news.livedoor.com/article/detail/19806981/

 さてそのような日本で、一つまあ、「陰謀」というほどではないが「まあ、ひどいなあ」というような話が出てきているのは、東京都知事の小池百合子ではないか。

一般論として、政治家というのは、「将来の国の事」を考え、「最も国益について考える」べき存在である。しかし、民主主義になって、選挙で当選できなければ話にならないのである。そのように考えると「自分の選挙のため」の「アピール」とか「存在感」とか「目立つ」というために政治的課題や政局を作り出し、そのうえで国政をゆがめてしまうということを平気で行える人が少なくない。

例えば、現在の野党などは「存在感を示す」として「批判」「反対のための反対」を繰り替えし、その反対の根拠を自分で調べることもせずに週刊誌か何かの記事で、適当に反論されてもそこに再反論も出来ない場面に出くわす。まあ、どうにもならない状況で、「自分たちが答えに詰まると国会を退場し自主的に国会を空転させてしまう」というようなことになるのである。コロナウイルスなどがあるときに、スキャンダルを話、そのうえ、審議もしないで国会を空転させることが「国益」にかなうのか、ということはかなり大きな問題なのではないか。

では、小池百合子の都政はいかがなものか。毎日のようにテレビに出て危機をあおり、その危機に関して自分で責任を負えるような話をしない、単純に、都知事の地位を利用して国政を動かし悦に入っているようにしか見えないのではないか。

そのうえ、今回の内容は、「みんな賛同している」というようにして、延長を無理やり合同にしながら、実は連絡もしていなかったということである。つまり「嘘」で「周辺の意見を自分に靡かせた」ということであり、とても信用できるような内容ではない。私は個人的に黒岩知事が素晴らしいとは思わないが、子の一件では黒岩知事は間違いなく被害者であり、道場に値する内容ではないかと思う。また、そのことに関して小池都知事は全く何もしないし、また態度を改めない。単純に「国政を動かして悦に入っている」「自分の考えと自分が目立つためだけに政治を利用している」というものでしかない。

私の次に各本の主人公である、幕末の儒学者「山田方谷」は、岡山県、現在の高梁市昔の備中松山藩の半紙であるが、その清廉潔白な政治姿勢から「備中聖人」というようになっている。その山田方谷は「驚天動地の功業モ至誠側但.国家ノ為ニスル公念ヨリ出デズバー己ノ私ヲ為久二過ギズ(どんなすばらしい改革も、私のためにやったのではうまくはいかない)」という言葉を残している。まさに、この言葉はそのまま小池百合子都知事にささげたいものである。

私の見立てたところ、小池知事は、残念ながら「政治能力」があるのではなく「何か事件は質問があった時に、脊髄反射的にその内容にその場限りの、空気に会った回答を話すことができる」のであり、その後の実行力がある人ではない。今回は、まさに「回答を話した」内容が「虚偽」であったということにしかなら愛のではないか。そのような小池知事を持ち上げ、毎日のようにテレビ出演させ、危機を煽り、経済を疲弊化させている。それが「誰の」陰謀なのか、もうじき明らかになるのではないか。ただし、完全に気付いた時には手遅れかもしれないのである。