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*画材のご案内*《中学生〜大人》

2024.03.18 07:05

当教室にご入会された皆さんが制作で使用する画材や、後々用意しておくとよいものなどをご案内します。



◉鉛筆、練りゴム


主にデッサンで使用します。

美術コースのある高校の実技入試では、鉛筆デッサンが課されることがほとんどです。


・B系…数字が大きいほど軟かく濃い

・H系…数字が大きいほど硬く薄い


画材店で一般的に市販されている種類を軟らかい方から順に並べると、


〈6B〜2B, B, HB, F, H, 2H〜9H〉


となります。


・uni〈ユニ/茶色の軸〉

・STAEDTLER〈ステッドラー/青の軸〉


がポピュラーですが、同じ表記の硬さでも感触が違いますので、それぞれ試してお好みを選ぶとよいでしょう。



練りゴムは一般的なプラスチック消しゴムと違い、細く尖らせて描くように消したり押しつけて調子を和らげたりと、デッサンでの使用頻度は非常に高いです。



鉛筆をカッターで削ったことはありますか?

…現代の日常生活ではまず縁のない作業ですね。

デッサンでは陰影をつけるために塗る作業が多くなりますが、鉛筆の芯が短いとすぐに潰れてしまいます。

なので鉛筆の芯を長く出し、画面に対して寝かせるように芯の腹を使って調子をつけます。

画像のように軸に対して長く緩やかにカッターを入れるとスムーズです。

練習してみましょう!



◉画用紙、スケッチブック


制作に使用する用紙類は基本的に教室で用意しますが、高校受験生は入試で使用されるものと同じF6サイズのスケッチブック(ページが画用紙のもの)を用意してもらっています。

経験値が何よりも重要なので、受験前はたくさん数をこなしていきます。



◉水彩用具


水彩画の制作の際は道具一式(絵の具・パレット・筆・筆洗・雑巾)を各自用意してもらっています。

画像のように、絵の具全色をパレットに出ししたままにして固め、水で溶かして使うようにすると水彩らしい透明感や混色の感覚を掴みやすく、また準備や片付けに手間を取られません。

いいことづくめです!




◉油彩用具


中学生〜大人まで、希望者は油絵に挑戦してみます!

ほぼ全員が初体験ですが、画材については絵の具、キャンバスなど基本セット一式を教室で取り寄せることが可能ですので安心です。

道具の扱い方は教室で個別にレクチャーします。



◉その他


上記の他にもアクリル絵の具や色鉛筆、ペンによる細密画…などなど、画材の選び方、扱い方は十人十色です。

皆さんそれぞれの個性や希望に合わせ、最適な画材を模索してみるのも楽しみのひとつです。