実家の片づけを上手に進めるには
近所のおじさんから
取れたて人参をいただきました。
田舎暮らしのいいとこ(笑)
小さい人参はレンジでチンして
マヨネーズをつけて食べると
おいしいよと教えてもらいました。
おいしそう~、やってみよう^^
さて
今日は実家の片づけの話です。
実家には高齢の両親が
二人だけで住んでいます。
近所に住む姉が毎日仕事帰りに
様子を見に行ってくれるので安心ですが
頼りきりでは申し訳ないので、
私も週に1度は
顔を出すようにしています。
ちょっと前に行ったとき
キッチンにある保存容器を整理しました。
いわゆるタッパーですね。
引き出しいっぱいに入っていて、
(はみ出ているものも…)
フタがないものや
破損しているものは
処分したんです。
(処分はちゃんと母の了解を得てます。)
いま使っている
冷蔵庫の中の
容器もチェックして
よし、これで全部フタつきで揃った!
「洗い終わって収納するときは
フタとセットでしまっておこうね。」
「そしたら使いたいときに
さっと使えていいね。」
そう話していました。
なのに…
その後、毎週毎週
フタだけ、身だけ、の状態の容器が
必ず引き出しの中に出現するんです。
…なぜ?
う~~ん。
どこかで他の目的で
使っているのかもしれません。
実家に行くたびに
フタと身を合わせる作業を
地道にやってます(笑)
そして
行くたびに増えてる
粗品のタオルなど。
あきらかに使うのが
追いつかないほどの過剰な在庫。
タオルコーナーの
引き出しにねじ込まれ
普段使いのタオルの出し入れに
支障が出ています。
だから見つけるたび
こっそり使っていない部屋に
移動させています。
もちろん分かりやすいように
紙袋にまとめて。
夫婦二人だけになった家庭は
意外と部屋が余っていたりして
余裕がありますよね。
どうしても手放せないものがあるときは
猶予期間を設けるという奥の手を使います。
使っていない部屋で
一時保管しておくのです。
もちろん一時的なものなので
いずれは判断が必要です。
それでも
同じ種類のモノでまとめておきさえすれば
後々、よし片づけよう!となったときに
整理が進めやすいです。
そんな両親ですが
家の中を片づけていかなきゃという
思いはあるようです。
最近は
「もう持っていたって仕方ないし…」
言うことが多くなって、
私が実家に行くと
ここを片づけたいと
協力要請が入ることがあります^^
それでも
無理矢理捨てさせたり
勝手に捨てたりはしません。
モノのない時代に生まれ育った親世代は
“捨てる”ということに抵抗があります。
それはそういう時代背景を通過してきたので
致し方ないところでもあります。
長い間すり込まれてきた感覚を
いまさら変えるのは非常に困難。
生活に支障があるほどの物量なら
ある程度見直して手放すべきですが、
生活スペースが安全に問題なく使えていれば
そこまでピリピリしなくていいかなと…。
使いはしないけれど
持っていることで安心感を得られる…
というようなものならば
とっておいても良いと思うんです。
例え自分たちが
最終的に手放すと判断したとしても
捨てさせられたという思いがあると
ずっと遺恨が残ります。
また、
捨てるべきか判断できず
片づけがストップするくらいなら
取っておくことをおすすめします。
「捨ててはいないからね。」
と生活スペースとは別のところに
箱などにまとめて入れておきます。
その代わり
生活スペースの方は徹底的に
使っているものだけにして
使いやすくしておきます。
本当は
ガンガン片づけていきたくなりそうですが
あくまでも実家は両親たちの家。
主役は両親。
親世代の時間はゆるやか
それに合わせてゆったりと
片づけを進めて行きます。
「捨てればいいのに!」
「昔はちゃんとできてたのに!」
身内ゆえについキツい言葉を
かけてしまいがちですが
それではよけいに反発されてしまうだけ。
快適で安全に暮らしてほしい
という思いを伝えれば心もほぐれます。
親世代が苦手とする
体力面や情報の収集などを
重点的に手助けし、
サポート役に徹するのが
実家の片づけをうまく
すすめていくコツです。