薬剤師の仕事について思うこと🌿
薬は抑圧にすぎない。
自分が本当に目指す治癒ではないとわかってから、
薬剤師の仕事に意義が見いだせなくて、、
患者さんの悩みを聞いても解決出来ないんだったら意味ないやん。
みたいなゼロか百かの考えで、、
少し前まではお金の為にやってると割り切ってやってた。
でも今は、
相手の話を真剣に聞くだけでも充分なんやって。
とっても気の利く優しい店員さんに会ったら、その日1日がいい日になるように。
そんな小さな事でいい。
薬局出る時、そんな気持ちになってもらえたら嬉しいな。
今の薬局は
精神科で生活保護を受けている方がほとんど。
社会復帰したいけど、
身体がついていかなくて、もがいている方や
同じ人でも、
全然寝れない。と目の下にくまを作ってしんどそうにくる日もあれば、
反対に、調子いいです!と元気にくる日もある。
ジェンダーの問題を抱えている方
生活の苦しい沢山の方達
たった数分のやり取り。
でも、その間はその方を全力で気遣う。
目線をあわせて、
体調いかがですか?と。
その方が自分の力で最善の方向に向かいますようにと想いながら、、
あぁそれはしんどいですね。
なかなかうまくいかないですね。
はぁ。辛かったですね。
病院で先生に聞いてもらえなかった思いを吐き出してもらったり。。
そのままをただただ受け止める。
心を込めて、お薬を袋に入れて、お渡しする。
今の私に出来ること。
それは、
誰かに聞いてもらえるだけで、
気にかけてもらうだけでも癒されるものがあって、
人に話す事で、会話で解決しなくたって、自分自身で見えてくる時もある。
話す方も必ずしも答えを相手に求めてはいない。
ということを自分自身が体感したから。
そうやって、向き合ってたら、患者さんも色々話してくれたり、ありがとうって心を込めて受け取ってくれたりする。
どんな仕事でもやりがいって自分次第で見つけられるんやなって思ったし、
薬剤師は薬剤師で誇りを持って、働けるようになってきた今日このごろ。