スタッフの生産性が約13%も向上!テレワークを導入することのメリットをご紹介します
テレワークという言葉は、2年〜3年前頃から耳にするようになり、昨年のコロナ禍で一気に導入する企業が増えてきました。
それもそのはず、テレワークを導入することでスタッフの生産性が約13〜18%も向上するとなるとやらない手はないですよね。
ただ、金額面や全ての企業にとってテレワークが合っているのかどうか、気になる経営者や人事の方々は多いと思います。
今回は、そんな方にテレワークを導入することのメリットを総務省の調査結果を混じえながらお伝えいたします。
【目次】
1、テレワーク導入の実態をご紹介
2、テレワークを導入することのメリット
メリット1 生産性が向上する
メリット2 離職の防止に繋がる
メリット3 希望の人材を採用することができる
3、まとめ(テレワーク導入を考えているが、どこに相談すればいいかわからない方)
1、テレワーク導入の実態をご紹介
働き方改革の一環として、総務省が取り組んでいるテレワーク。
徐々に利用している企業が増え、今後はさらに拡大していくでしょう。
令和元年の総務省通信利用動向調査によると、テレワークを導入している又は具体的な導入予定があると答えたのは、26.3%。
では、どんな企業が導入しているのか産業別に見てみると「情報通信業」や「金融・保険業」での伸び率が高く、導入率でみると約4割。
導入しにくい業界もありますが、全体的に伸びていることがわかります。
(参考:総務省 平成30年通信利用動向調査より)
2、テレワークを導入することのメリット
導入実態がわかったところで、企業がテレワークを導入することで得られるメリットをお伝えしたいと思います。
メリット1 生産性が向上する
平成28年の通信利用動向調査(総務省公表)によると、テレワークを導入している企業としていない企業とでは、生産性が1.6倍も違うことがわかりました。
また、平成30年の通信利用動向調査(総務省公表)によるとテレワークを導入した企業の目的については、「業務の効率(生産性)を向上させたい」の割合が56.1%、「出勤時の移動時間を短縮させたい」の割合が48.5%、「通勤することが難しいスッタフ(身体障がい者、高齢者、育児中の社員など)への対応」の割合が26%。
目的に対する結果としては、非常に効果があった又はある程度効果があったと回答した企業が81.6%となっています。
一眼にテレワークと言っても形態がさまざまあり、モバイルワークや在宅勤務、サテライトオフィスという3つのスタイルがあります。
モバイルワークとは
場所や時間に関係なく仕事が行える働き方のことです。
オフィス不在であっても、移動中やコワーキングスペースなど隙間時間にでき、非常に効率がいいので注目を集めています。
在宅勤務とは
自宅にいながらオフィスにいるメンバーとインターネットを通じて連携をとる働き方です。
サテライトオフィスとは
自社オフィスとは別に用意したワークスペースで仕事をする働き方です。テレワークの一環としてモバイルワーク同様に注目を集めています。
テレワークといっても、さまざまな形態があるので導入しやすい形で進めていきたいですね。
メリット2 人事の悩みでもある離職の防止に繋がる
なんと、テレワークを導入していることが離職を減らすことに繋がるというものです。
離職する理由として、給与や待遇への不満が一番上げられますが、職場環境や労働条件も転職理由として言われる上位の項目です。
テレワークの導入が自律的に働いていきたいスタッフや家事・育児・介護・自分の時間を確保したいスタッフのワークライフバランスに大きく貢献できます。
”自分を大切にしてくれている会社”は、既に働いているメンバーにとって嬉しいものです。
退職せず今の会社で継続して働いていくという選択肢が生まれ、「ここで働く意義」を見出すことができるでしょう。
メリット3 希望の人材を採用することができる
リクルートキャリアの調査によると、仕事を選ぶ時に重要視する項目として1位が給料の高さ、2位にテレワークが認められている、3位に副業が認められていることです。
ただ、テレワークを導入しているからと言って絶対的に優秀な人材を採用することができると断言できるわけではありません。
確かに、利用しているのとしていないのとでは差ができてしまいますが、ただ闇雲にするのではまたちょっと違う気がしますよね。
3年後5年後、10年後の会社の方向性や事業をどうしていきたいか、どんな人に働いてほしい、今頑張ってくれているスッタフにどんな良い環境を用意してあげられるかを先ずは考えていきましょう。
働く側の立場からすると、テレワークを導入している企業が”自分のことをどれだけ大切にしてくれるのか”一つの判断基準にもなりますが会社の理念やどの方向に進んでいる、どんな人たちが働いているなど想いの部分もちゃんと見ています。
3、まとめ(テレワーク導入を考えているが、どこに相談すればいいかわからない方)
この記事は、テレワークを導入することのメリットを総務省の調査結果を混じえながらご紹介いたしました。
勿論、メリットばかり上げましたが難しい部分も実際にはあります。
出退勤管理はどうするのか、どこまでを対象にするのか、コミュニケーションはどうとっていくのか、費用面など書き出すとキリがありません。
そのため、いきなりテレワークにするのは不安も大きいと思いますので、まずは週1〜2くらいをベースに変えてみるのがいいのではないでしょうか。
もっと詳しくテレワークについて聞きたいや導入したいけどどこに相談したらいいかわからない方は、一度アプロサクセスへご相談ください。
また、5月以降ですが無料で人事の悩みでもある採用面やテレワーク導入についてのセミナーや相談会を行う予定としております。
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