髪が静電気でまとまらない!その原因と対策とは

2016.11.02 01:20


寒くなるにつれて、空気が乾燥する季節になると『バチッ!!』

あの嫌な静電気の季節がやってきます。

髪も静電気により髪がまとまらなくなったり、ダメージの原因にもなる事も(^◇^;)


 そんな静電気が起こる原因と対策についてご説明します!


静電気が起こる原因とは!?

・空気の乾燥

・素材の摩擦

・髪のダメージ

等が静電気の原因と言われています。


空気の乾燥

梅雨の時期など湿度の高い季節は静電気は気にならないと思います。

実は静電気は湿度(水分)を通して空気中に逃げることが出来るのです。

しかし、空気中の湿度が下がると逃げ場を失った静電気は髪や服に溜まってしまいます。

環境により静電気が起きやすかったり、気にならなかったり、そんな経験はないでしょうか?

加湿器などで部屋の湿度(水分量)を上げることで、空気中へ自然放電しやすくなります。

ただし湿度を上げすぎるのもカビやダニの発生原因になるので注意が必要です。


ブラッシングの摩擦

静電気はモノとモノがこすれあう時に発生します。

通常は、-極の電子と+極の陽子の数が同じで、電気的に中性の安定状態に保たれていますが2つの物体が接触することにより、+極または-極に帯電を起こす現象のことを静電気と呼びます。

洋服を着る時や、髪をブラッシングした時など静電気が発生しやすくなります。

ブラシを獣毛や木などの天然素材のブラシやクシを使用することで、静電気の発生を抑えることができます。


髪のダメージ

本来、髪は乾いた状態で約12%前後のの水分が含まれています。

お肌と同じで空気が乾燥する季節になると髪も乾燥します。

また髪が傷むと髪本来の水分保持機能が失われて、パサパサになりがちです。

そんな時に有効なのは、洗い流さないトリートメントです。

髪を乾かす前に洗い流さないトリートメントをつけてから乾かすことで、静電気が起きにくくなります。

普段から使っている方は、少し多めに使われると良いですよ!



さらに今回、静電気の原因を調べていて静電気体質というキーワードが出てきました。

静電気体質とは、静電気を帯電しやすい体質の事ですが、自然放電できていない事が原因のようです。

対策として

・水を良く飲む!

えっ!?そんなことで?

 水道水であれば一度沸騰備長炭の場合は、させたものか、備長炭を入れて一晩おいたものが良いそうです。水の中のプラスイオンを吸着して、マイナスイオンたっぷりの水に変えてくれるそうです。

その他

・ハンドクリームやボディクリームをしっかり塗る。

金属など電気を通しやすい物に触れる前に、地面や木、扉などを手のひらで触る(先に放    電しておく)

なども有効です!

ぜひお試しください


 



Writer

Ruxus代表  羽根田登久(Takahisa Haneda)

大手美容室トップスタイリスト、教育担当を経て2007年駒沢大学にRuxus(ルクスス)を立ち上げる。乾いた状態のまま髪を切る【ドライカット】を得意とし技術力の高さから、駒沢大学はもちろん、二子玉川、用賀、桜新町、三軒茶屋、世田谷区、更には神奈川県、埼玉県、千葉県など遠方からの顧客も多く、リピート率90%を超える人気美容室オーナースタイリスト

その他

ヘアケアマイスター取得

理美容戦略MG 認定講師

ドライカットクラブネット 関東リーダー(今期)