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2011.03.11(金) 朝08時 仙台のホテルで目覚めました

2011.03.10 23:00

↑ヤプログからの転載です。


昨日の日記では触れませんでしたが。

昨日の夕方、仙台出張の自分の仕事が終わってから、一度ホテルに荷物を置きに行き、その後、夕飯を兼ねた接待会場に向かう迄の間の小一時間に、次の事をしていました。


本日 3/11(金)15時頃に、5ヶ月がかりで苦労して取った福島県のお客様と初めての面談を予定しており、

対人恐怖症の僕は、いつもそうしているように、前の日 (つまり昨日) に、未だ見ぬ相手を勝手にイメージして、笑顔で終わる商談の雰囲気を手繰り寄せるように妄想しているんですけれど、

相手は初対面とはいえ、会社自体はよく知っているのに、

敷地入口の守衛に入場申請して、車を指定の駐車番号に留めて、商談室のある工場の玄関までは、普段通りイメージできるのに、

玄関入った所から闇が広がり、人の気配が全く無い、廃墟の様なイメージを何度やり直しても払拭出来ないので、お客様に電話して、本日のアポイントをキャンセルさせて頂いたのでした。


お客様には、体調が悪くなりまして、申し訳ありませんとお伝えしたのですが、

お客様は、「本当のことを仰って下さい。何ヶ月も苦労して漸く取れた時間を簡単に諦めるとは思えないので、貴方にどんなことが起きているのか、事実が知りたいのです」と言い、僕がついた幾つかの嘘は受け取ってくださらないのでした。


そこで、仕方なく、僕が普段からしている一連のイメージ作りと、工場の玄関を入り、人の気配が無く、内線電話器の辺りは未だ仄暗い感じなんですが、個室に向かう通路くらいから真っ暗な闇で、扉の取っ手も見えないくらいなんです。お客様には何ら問題はございませんし、僕の勝手な妄想の中の話なんです、申し訳ありませんと正直にお伝えしましたら、

しばらく沈黙があり、「それは何かの予感かも知れませんので、少なくとも貴方は来ない方が良いかもしれません」「此方も、何かが起きるかも知れませんので、用心しておきます」と仰って、アポイントの延期を許してくださいました。


冒頭にupした日記を書いてから、そのお客様に、お詫びと次のアポイントを申し入れようと電話してみましたら、急に休暇になり出社していませんって、電話口の男性が仰っていましたね。


いずれにせよ、私は福島県の予定を全てキャンセルし、仙台のホテルの近くのお客様を数名アポイント入れて、午後は、弊社の仙台オフィスに寄ることに。急にヒマになりました。

(2021.03.11追記)