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みらい接骨院・整体院

食物繊維と腸内環境

2021.03.13 01:00

みなさん、こんにちは!

みらい接骨院・整体院の森本です!


前回、花粉症と腸内環境の関係についてお伝えしましたが、今回はその腸内環境を整える上で大切な食物繊維の種類と働きについてお伝えしていきます。

食物繊維は体内で消化されることがなく、善玉菌のエサになったり、便の排出を助けたりと腸の働きを助ける成分で、大きく2種類分かれます。


1. 不溶性食物繊維

水に溶けない食物繊維で腸内で水分を吸収して膨らむことで、便のかさを増やしたり、有害物質を吸着し排出する働きがあります。

〈不溶性食物繊維の種類とそれを含む食べ物〉

 セルロース:便秘や大腸がんの予防、体内の有害物質を排出。

        玄米・ごぼうなどに多く含まれる。

 ペクチン :腸内の有害物質を吸着して排出。

       未熟な果実(りんごや柿など)に含まれる。

 βグルカン  :免疫力の活性化。

          キノコ類に多く含まれる。


2. 水溶性食物繊維

水に溶ける食物繊維で腸内の善玉菌のエサとなり、善玉菌を増やす働きや血糖値の急激な上昇を抑える働きがある。

〈水溶性食物繊維の種類とそれを含む食べ物〉

 アルギン酸:余分なコレステロールを排出、高血圧の予防。

       海藻(昆布やワカメ)の粘膜成分に含まれる。

 ペクチン :血糖値の急激な上昇・コレステロール吸収を抑える。

       熟した果実(りんごや柿など)に含まれる。

 イヌリン :糖の吸収を抑制し血糖値の上昇を抑制。糖尿病の予防に効果的。

       キクイモやゴボウなどに多く含まれる。


上記の内容は代表的なものになりますが、他にも野菜や果物、海藻類などに多く含まれているため、普段の食事に取り入れるようにしましょう。

前回の投稿でもお伝えしたように、食物繊維には腸内の善玉菌のエサとなるため、その善玉菌を含むヨーグルトや漬物などの発酵食品と組み合わせることがオススメです。


食物繊維を意識して取り入れ腸内環境を整えることで、免疫力アップだけでなく、腸内の不要な物質も体外に排出しやすくなります。

コロナウイルスに対する免疫力アップはもちろん、外出自粛でコロナ太りが気になる方にも、体調を整える上でとても大切になります。

おうち時間に食物繊維を意識した料理を作ってみることもオススメです!

ぜひ、試してみてください!

健康体操の動画

https://youtu.be/nM1lBM5B6jY