コトブキギク
2021.03.13 06:30
琉球列島
Tridax procumbens L. [キク科]
熱帯アメリカ原産の多年草で茎はよく這う。日本では第2次世界大戦後に最初に沖縄に帰化した。その後亜熱帯地方を中心にかなり見られる。葉の鋸歯が著しく大きいのと、頭花の柄が5cm以上伸びること、3裂した白色の舌状花が5枚であるなどの特性がある。南敦らの標本は山口県立山口博物館に納めてある。(吉岡恭三)
沖縄県西表島 2012年12月16日 吉岡恭三撮影