脇役のグラス
2021.03.14 01:00
沖縄時代から、フォルムにこだわって作り続けている
「みなもグラス」
水面(みなも)とは、水と空気が触れ合う境界線。
飲み物を注いだ時に、境界線にガラスがあることを忘れてしまうような、飲み物が主役になれるグラスを。と考えてデザインしたものです。
飲み物が ぷっくりと宙に浮いて見えるように 薄く吹き、 自然な曲線をめざしてお作りしています。
台付きのグラスを使うと、水やお茶、アイスコーヒーなど普段の飲み物をちょっと贅沢な雰囲気にしてくれます。
ビールやワインなど、晩酌用のグラスとしてもお勧めです。
先日、【さかだちブックス】の高野さんが、取材に来て下さいました。
一通りガラスのお話をさせていただいてから、「実際に作るところもお見せしますね。」
と言って作ったのが みなもグラス。
薄いグラスは、冷めると割れてしまうので、ゆっくり説明しながら作ることができません。
なので、取材していただくには向いていないのかもしれません!
でも、あえて毎回取材を受けるときは、みなもグラスを作ることにしています。
ガラスを作る時の緊張感と、スピード感。冷めれば割れるし、焼きすぎれば歪むということを肌で感じていただけると思うからです。
一通りの作業内容を、20分ほどでお見せできるからという理由もあります。
そんなパタパタな作業風景を、カメラを持ちながら一緒にパタパタ動き回ってくださり、一つひとつ丁寧に切り取り記事にして下さいました。高野さんありがとうございました!
【さかだちブックス】2021年03月14日 御嵩町 glass studio 三日月/後編
みなもグラスはネットでもお買い求めいただけます。