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東北地方と鬼門

2018.03.13 14:23

https://ameblo.jp/chupa-0119/entry-11928399549.html 【東北地方と鬼門〜頭に浮かんだ光景】 より

いつもあまり面白くないブログにご訪問頂き有難うございますm(_ _)m

これまで色々庄内地方に関して調べていたのですが、上辺だけですが東北地方は非常に大事な所なのではないのか⁇と思う様になって来ました(⌒-⌒; )

と言うのは、東北地方は日本における鬼門に位置することを表している⁇と推測される事…

鬼門とは、鬼が出入りする方角であるとして、万事に忌むべき方角としている。

十二支で言うと『丑寅』コレは、『鬼』を表す☞牛の角と虎の腹巻‼︎

赤鬼、青鬼、般若、東北地方に伝承が残る手長足長、山姥。

次に日本地図☟

☝︎京都•奈良•東京から見ても北東は変わらない…大和朝廷の東征と関東、東北地方に住んでいた民族蝦夷との争いがあった‼︎

特に、現在の岩手県辺りで蝦夷をまとめていた首領として『阿弖流為~アテルイ』は鬼と呼ばれた‼︎(鬼首などの地名)

また、東征の折には必ず朝廷の鬼門除けが設けられ武内宿禰や坂上田村麻呂、八幡太郎義家が祈願した寺社が残ります。

次に東北地方☟

☝︎東北地方は、私の勝手な推測ですが鬼門を何重にも防ぐために霊山が聳え、寺社が建立され神仏が祀られている。

☆特に大きな霊場として挙げられるのが『奥州三大霊山』です‼︎

①青森県『恐山』 ②宮城県『金華山』 ③山形県『出羽三山』

が挙げられます。

他にも、各県の代表的な霊山、寺社があります☟

青森県…岩木山。

岩手県…四鎮山(姫神岳•岩鷲山☞岩手山•早池峰山•新山)•送仙山(三峰神社)•駒形神社。

秋田県…八幡平(岩手県、秋田県の境)•太平山三吉神社•古四王神社•保呂羽神社。

山形県…鳥海山(秋田県、山形県の境)•葉山•金峰山•摩耶山•神室山(秋田県、山形県の境)•蔵王連峰(宮城県、山形県の境)•朝日連峰(福島県、新潟県、山形県の境)など。

宮城県…船形山(宮城県、山形県の境)•松島瑞巌寺•塩竈神社•志波彦神社•竹駒稲荷神社•鹿島御児神社•アラハバキ神社。

福島県…磐梯山•安達太良山•鬼面山•飯豊山(福島県、新潟県、山形県の境)•吾妻連峰(福島県、山形県の境)•仏都会津•伊佐須美神社、馬場都都古別神社、八槻都都古別神社、石都々古和気神社。

と言うわけで、福島県以北の地域には沢山の信仰の聖地があります‼︎

また、要所要所で不動明王(東北三十六不動)や西方浄土の筆頭『中尊寺、毛越寺』、『会津の仏都』などあり私の感覚では鬼門からくるものを抑える所もあります‼︎

後は念じる人の力だと思いますm(_ _)m

☝︎上記の写真は、東日本大震災後訪れた南三陸町のおおもり食堂さんと、マスターが描いた震災前のイラスト‼︎

☞この時、私達は励まそうと思い行ったのですが、逆に元気をもらってしまった…

ここで凄いパワーを頂き、その時色々現在起こっている異常な現象について考える様になりました…>_<…

無力さを痛感したわけですm(_ _)m

話は戻りますがこの様な偉大な聖地の力が弱まり、鬼門が防ぎきれなくなって来たのでは⁇と私は感じますm(_ _)m

その原因は、『人』です‼︎

私の様に都合の良い時ばかり願い事をしに行ってしまいがち…確かに現世は昔と違い、余裕が無い時代となってしまった…

これが一つの原因かもしれない、これにより『お祭りや様々な行事』が簡略化され、挙句の果てに消滅してしまう…>_<…

最近、この祭事や縁日などは非常に大事な事だと気づきました‼︎

☞祭事をすることで、神仏様、先祖様などを讃え感謝したり、地域の人が集まる事でコミュニティが確立され地域も活性化する。

もう一つは、人が地球のバランスを崩している事です‼︎

地球の温暖化も進化し過ぎた文明の影響があります(私自身も非常に助かってますが)。

便利過ぎる=副作用がある‼︎

誰かが言ってましたが☟『薬はクスリに変わり、リスクが生まれる』と…

この通りかもしれません…

頭では、考える前にネットで調べてしまう(行動せずに、結論づける)

体は、身体を動かさずネットや便利なもの(肉体が弱くなる)

また、安全や予防策が強過ぎて外で自然と触れ合う事が少なくなり免疫力が低下し、原因不明の病気症状が出る。

☞私もラクに慣れ過ぎた…気をつけないといけないf^_^;

と言う風に便利や安全策を強化し過ぎると倍以上の反動(リスク)が生まれる‼︎

これらのストレスがたまるに溜まって限界が来て鬼門が封じられなくなったのかもしれない…

私自身、人間としてラクの渦に飲まれかけの三流以下の人材かもしれないけど、やれる事として、沢山の人達に『見えないモノ』、『先人の創り上げた信仰』などを感じて頂ける様に間に入って御案内して行きたいと考えておりますm(_ _)m

私のレベルを上げなければ、こう言った大きな事は出来ませんが、やれる事からコツコツ動いて行きたいと思います。

コレが、私を筆頭に必要としてくれる方の為に自然を大事にする事や心の拠り所に繋がれればいいと考えております‼︎

あ、もう一つは神仏分離の反動もある様に感じました…何かバランスがおかしいといつも感じます。

最後に山形県は、鬼門除けに関して重要な役割を果たしています^_-☆

やはり出羽三山、龍神=天気、水害などの恐ろしい天災を封じる善寳寺、予言する御山鳥海山、あの世への架け橋の山寺立石寺•葉山信仰•モリ供養と言った祖霊信仰、未来仏弥勒菩薩を祀る慈恩寺、衆生を救済してくれる菩薩(出羽百観音)、猿羽根山地蔵尊を筆頭とする地蔵霊場などなど凄い霊地がありますm(_ _)m

☝︎これは一部ですが、山形の名の通り山に囲まれ山岳曼荼羅とも称されます‼︎

とは言ったものの、これは私の感覚と言うかイメージの映像を文章化したものなので正しいとか間違いと言う問題ではありませんし、宗教や信仰に関しては自由であり強制とかはしてませんので、ただ頭に入った事をブログに書いたまでなので、『へ~』って言う感じで聞き流してください‼︎

とりあえず私は、拝む事は可能なので実行したいと思いますm(_ _)m

ちなみに、裏鬼門は九州と沖縄です‼︎

何か気になります…長々とすみません‼︎


https://www.thr.mlit.go.jp/isawa/sasala/vol_8/vol8_23.htm 【胆江地区の鬼たち3】より

 ところで、胆江地区には鬼剣舞をはじめ、黒石寺の鬼子のぼり、鬼っ子の墓(人首丸の墓)など、鬼のつく行事や史跡が数多く残されている。それはなぜなのか。

 「それには、まず陰陽道説、そして東北の歴史を理解しなければなりません。

 陰陽道というのは、大陸から仏教とともに伝来(6世紀中葉)してきたもので、天文の動きからその方位により吉凶を占い人間社会の動向を察知する、いわば方位占いみたいな思想ですが、その中で疾病や災いをもたらす方角を『鬼門』と言い、それが東北の方角だったのです。

 古くから東北地方は豊かな地域で農産品や馬、金、鉄などを多く産出していましたが、それらは東北の先住民である蝦夷と呼ばれる人たちのものでした。それに目をつけた朝廷は、何とか自分たちの領地にしたいと考え、陰陽道説を引用し、東北地方の人々を鬼に仕立てて戦争を仕掛ける口実をつくり、征伐に乗り出したのです」。

 それでは、東北全域が鬼の住む地となるはずだが、なぜ北上市や胆江地区にその名残りが多いのだろうか。

 「それは、アテルイという八世紀末から九世紀初頭に、胆沢地方一帯を治めていた豪族の存在が大きいでしょう。アテルイは朝廷からの圧力に最も抵抗した人ですが、朝廷の命令で蝦夷征伐に乗り出した坂上田村麻呂と休戦を結び京都まで上ります。しかし、中央の公家たちは『虎を飼って、あばれることを心配するのと同じ』と言って、アテルイを斬首刑にしてしまいます。

 また、アテルイ亡き後、この地を治めた安倍氏の存在も大きかったでしょう。安倍氏は、中央の権力に屈することなく抵抗を続けていましたが、安倍貞任(1019~62)が前九年の役(1051~62)で源頼義・義家父子に敗れ、一族は滅んでしまいました。その当時、中央の人々が東北の人々をどのように見ていたかというのが良く分かる絵図があります。蝦夷と朝廷側との闘いの絵図なのですが、蝦夷の軍はみな異形のように描かれているんですね(清水寺縁起絵図)」。

 お話を聞いていると、なぜか桃太郎の話とだぶってくる。胆江地区は鬼が島で、その鬼が島には財宝がたくさんある…。

「そうですね。まったく桃太郎伝説と同じような見方が、現実にこの地方に対して行われてきたのです。ただし、胆江地区に住む鬼(蝦夷の人々)は、村々を襲って財宝を略奪するような悪いことをしていなかったという点は違いますが」。


http://www.nebuta.jp/archive/nebuta/2006sunroad.html 【鬼門金神】より

 陰陽道の世界では、古くから方位の吉凶が重んじられている。

中でも京の都から見た、東北の方位は「鬼門」と称せられ古くから忌み嫌われてきた。

東北は「艮」と呼ばれ鬼の住む地と恐れられ、度重なる蝦夷征伐はそれを物語っている。

この「艮」の方位を司る神は、「鬼門大金神」といわれ東北地方には鬼を崇拝する伝説や風習が今も伝わっている。

ねぶた祭は、坂上田村麿の蝦夷征伐に由来するという説もあるが、昨今の東北人の活躍はすさまじく真に鬼門が解き放たれ世界に羽ばたいている感がある。

このねぶたの場面は、「鬼門」を打ち破る「大金神」の勇姿である。