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2021.3.12.両国サンライズ(ダムダム団)

2021.03.14 03:55

金曜日はダムダム団今年初ライブ、両国サンライズ。

時間変更などもある中、ご来場下さいました皆様、ありがとうございました!!



*セットリスト*

MC

1.グラインダー

2.真実

3.地獄ディスコ

MC

4.(歌始まり)抗いて、狩猟へ

5.(仁君ありがとう)Jumbo Viking(終わり方、切らないでジャ~~~~

6.(2人でどすこい)ヘビイダメージ

7.ファックザコロナ



カッコ内は総監督鈴木さんの演出指示そのまま。

私はセットリストを記憶する事ができないおつむの持ち主なのだが、ダムダム団だとイントロで何の曲か分かるのでとても助かっている。

ソロの時は誰かと合わせる必要が無い為、そもそもセットリストなど組まない。

だから正直、覚えようともしていない。

リハできちんと曲順を決めて、やるぞ!という気持ちを、

「セットリスト?ハハッ洒落臭い」

等と無碍にしている訳ではない。

そっちに気を取られるあまり気が散ったりそれこそ間違えたりするくらいなら、いっそのこと覚えなくちゃという気持ちを捨てようと思ったのだ。

しかし、今回は私の歌始まりが2曲もあった。

歌い出しから始まる曲がある時は、否応無しに何番目はこの曲だと覚えなくてはならない。

紙に書いて置いておく事もできたのだが、ソロの時譜面立てると無駄に見て逆に気が散る現象に気付いたのでやめた。

真実終わったら地獄ディスコ、真実終わったら地獄ディスコ、と頭に叩き込む。

真実も本当にたまに噛むんだよなあ、今日こそは絶対バシッと決めてやるぞ、と挑んだ。

実際バシッと決まってヤッタ〜と浮かれ、その結果地獄ディスコの入りをすっかり忘れた。

鈴木さんが間髪入れずにアドリブの振りをしてくれたので、あ、次地獄ディスコだったわと思い出した。

メンバー内でも、歌始まりは忘れがちという情報共有が出来ていてよかった。

そしてそれをネチネチ叱られたりするようなバンドじゃなくて本当によかった。

よく鈴木さんが、

「今のダムダム団のメンバーはみんな傷付いてきたから、人の痛みがわかる」

と口にするが、そういう部分のチューニングが合うというのは、バンドに限らず人間関係を長く続ける上でとても重要だよな。

職場や会社で、"いい人が辞めていってヤバい奴が居座る法則"ってあるけど、ダムダム団は皆前者だなと思う。

鈴木さんは妬み嫉みがエネルギー源なので何がなんでも辞めなそうだし、ジンさんはそもそもヤバい奴の存在に気が付かないので無傷そうではあるが、少なくとも後者ではないな。

ダムダム団で月に一度居酒屋経営したら楽しそうだなあ。

月一は多いから、半年に一度でもいいか。

ドラムが飛び出す、大泥酔アットホームな職場になりそうだ。

両国サンライズ改修後初ということで、レセプションにはお邪魔したがリハ後じっくり店内を見て回った。

きれいになったなあ。

バースペースまわりにデッドベアがたくさんいた。

無類のくま好きの私、デッドベアももちろん大好き。

あおい、あかい、かわいいねえ。



ステージ対面に少し奥まったバースペースがあって、とても居心地が良かった。

マジックテープ式のダーツがあったのだが、鈴木さんとジンさんが2人で挑戦して、

「フゥ〜!って言いながら投げると当たる」

と謎の発見をしていた。

奇声を発しながらダーツに興じるダムダムボーイズもといおっさん2名。

その後見たらフゥ〜!って言って投げてもダーツボードに当たっていなかった。

人生でこんなに無駄な時間があるのだろうか。

この人達、多分死ぬまで大学生みたいな感じなんだろうなと思った。

物販。

私が焼いてきた生食パンと、じみちゃんの持ってきた缶詰と鯖チップス。

行きに業務スーパーでイベリコ豚のパテも買っていった。

わりとたっぷり入った瓶詰めで、150円ちょっとという安価。

ずっと気になっていた逸品。

小腹が空いたというジンさんにあげたら、うまい!と感服。

鈴木さんが、残しといてよ!残しといてよ!と必死だった。

物販のパン。

しばらくはこの物販の光景が続くと思われる。

次は何パンを焼こうかな。

ひとバンド目の百鬼夜恍は写真撮りそびれちゃった。

ベースとボーカルだけという2人編成。

サンライズの池さん企画ということで、なるほど、1組目から強い。

2人編成でも見応えのあるライブ。

雰囲気があってカッコよかった。


2組目はギガ極東戯画。

カミソリレターのひとみさんと池さんの新バンド。

初ライブとの事だったが、カッコよかった。

MUSHA×KUSHAのカルマを女性ボーカルとコーラス男女でって、もう最強だな。

そして池さんは相変わらずメチャクチャ強かった。

もはや職人。

本当、池さんに惚れない老若男女は居ないわ。

個人的にギターも勿論だが声がめちゃくちゃ好きだ。

色気がすごい。

そしてうまい。

もう職人さんだわ。

3組目は我々ダムダム団。

我々の出演後10分くらいでドリンクラストオーダーと聞いていたので、鈴木さんジンさんと終わったら何を何杯頼むかという会議をした。

ビール10杯かなあとさらっと話し合う我々は、普通に考えて常軌を逸しているよなと思った。

「そんなに頼んだら、泡が消えちゃいますよ!」

とツッコむジンさん。

そこかよ。

酒の人と書いて、さけんちゅかな。

MCでお相撲を推していくということで「ヘビイダメージ」の頭のワンツーという掛け声を両国仕様のどすこいに変更。

リハでやった通りハッキリ聞こえてよかった。

めずらしく鈴木さんのシュールなMCもややウケしており、本人もご満悦であった。

やさしいお客様でよかったですね。



4組目トリは大阪からハイファイコーヒーズ。

四ツ谷アウトブレイク振りのハイファイ。

我々と同じくベースレスだが、それを1mmも感じさせない巧みなバンドである。

今回もドカンとぶちかましてくれた。

ダムダム団の出演が終わって楽屋に戻った時、ボーカルのまりさんに、

「ダムダム団さすがだわー、あの唄の馬力はすごいわー」

と褒めて戴いた。

鬼嬉しい。

まりさんに褒められるなんて光栄なので、やっぱりマイマイク買わなくていいやってなった。

その分精進するぞ。

お引っ越しを昨日終えたばかりでの遠征とのこと。

まりさんの唄聴いていてふと、曲を作る人がいて、演奏するバンドが集まって、演る場所が存在して、それら全部が奇跡の集合体なんだよなと思った。

ハイファイコーヒーズ、タフでクールでかっこいいバンド。

また絶対に対バンしたい。

お客様から手作り唐揚げの差し入れを戴いて大喜びのダムダム団。

一応飲食物持ち込みNGなので打ち上げでいただきましょうと話していたのだが、酒が入った鈴木がコッソリ唐揚げを口にし、じみちゃんにメンチを切られる一幕が。

その後私にもヘラヘラと勧めて来たので、

「ここで私も食べたら筋が通らねえだろ!建前ってもんがあんでしょうよ!!」

と一喝した。

その横で、食べてないよと言いつつ、もぐもぐしているジンさん。

おい、お前。

バレてるぞ。

ダムダム団は、ボーイズとガールズの絶妙なバランスにより成り立っていると改めて思った。

唐揚げはめちゃくちゃに美味しかったです。

私作るの苦手なんだよなあ、唐揚げ。

ハンバーグは最近克服出来てきたから、唐揚げにも挑戦しようかな。

目指せきしぱんさん。




片付けつつ、中打ちして解散。

帰りに両国駅前に新しく出来たセブンイレブンで酒を買い、電車に乗る。

久々の泥酔により、自撮り機能が作動した図。

とても楽しい一日であった。

お客様、共演者様、そして両国サンライズの皆様、今回もありがとうございました。

今後とも宜しくお願い致します。

次回ダムダム団のライブは、4月25日(日)三軒茶屋ヘブンスドア。

デッドバンビーズと対バンなんだって。

超楽しみ。

がんばります。