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失敗ばかりの講師。だから売れる?

2016.11.13 22:00


講師業って、今めちゃくちゃに増えているらしいです。

知ってました?


僕自身も、多分その増えている時期に独立した一人です。

なので、増えていることについて文句なんかありません。


休日にに渋谷に行って、たくさんの人がいるのを見て「うわー、皆ヒマだねー。」というのと同じが気がします。


とはいえ講師業にもマネタイズの仕方は色々あります。

一口にセミナー講師でも

お金を貰う対象者が違ったりしますし。


例えば

企業から直接お金をもらう。

自治体からもらう。

受講者から直接もらう。

研修会社(ベンダー)からもらう。

などなど。


僕の場合は更にメディア発信。

メディアなら講演につなげる。

中小企業のコンサルなど。


ところで、やはり人気の講師は大学の非常勤講師など若い人相手にセミナーをする就職支援講師。

では、例えば学生や就職支援者にセミナーをする時。どういう講師が学生を惹きつけやすいと思いますか?


失敗している講師?

失敗しない講師?


これはもう、圧倒的に失敗している講師です!


厳密にいうと、「失敗の実体験」を語る講師です。


基本的には大手が絡む、自治体が絡むセミナーは

講座内容に「正論」のオンパレードです。

それはそれで体系化されていていいと思います。


が!

人は正論だけでは納得しません!!


こんな時に失敗談を語ってみると、つまらなさそうにしていた学生が一斉に顔を上げます。

そりゃそうですよね。

誰だって失敗はしたくないから。


だから、講師は失敗談をどんどん盛り込んでいく方がいいんです!

だって、学生にチャレンジしろ!とか失敗を恐れるな!と言っても

当の講師がそれをしていないと説得力が無くなってしまいます。


失敗談を語るのは、格好悪いようでいて実は相手を勇気付けることにも繋がります。

だから、何でもかんでも失敗談を語るというよりは

この失敗談が誰かを輝かせるというものであるならばどんどん自己開示していった方がいいと思うんです。


僕の場合、よくする失敗談は

・社会人になってからも2年くらい引きこもってしまいカーテンすら開けた事がなかった。

・出版社47社に飛び込み営業をかけて、「もう二度と来ないで」という手紙が送られてきて泣いた。

・何回もギネスチャレンジの申請をしているのに、毎回もっともな理由でエントリー落ち。

・職場で「ありがとう」をサボテンに言い続けてトゲが落ちるのを待った。まだトゲトゲしい。

・報連相がド下手で、「お前が報告すべきことを取捨選択するな!」と怒られていた。

・離婚してしまった。

・メルマガ作成したのに15回目以上のネタが全く浮かばず、メルマガスタンド「年会費だけ払っている。

・任意団体作ったけど、結局活動が広がらない。

・1つの記事で120万PV突破!・・でも実は炎上していて1日中知らない人から誹謗中傷メールが鳴り止まない。


などが割と人気です。(最後のなんて布団から2日間出れなかったけど・・)

もちろん、こういったネタを呼び水にして、実際の就活や社会での働き方の実例、ひいては講義の内容につなげていきます。

やっぱり成功失敗に関わらず、具体的な話が人をひきつけます。

というより、セミナーの醍醐味は具体的な事例が重要。それと、その場で出た質問に答える部分じゃないかと思うんです。


もちろん、スポンサーが決まっているセミナーや

企業研修では分刻みでやる事が決まっている事もザラですし、NGワードがいっぱいあることも知っています。


だから、僕は講師やっているなら

「引き受ける」仕事も大事にしながら

自分の土俵を「創り出す」仕事も大切だと思うんです。

それをしないと、20年後には講師業廃業するでしょ、と。


だって、話が上手い人がビデオ撮っておいて

それを流せば言いわけです。

わざわざセミナー会場なんていかなくてもいい。

夜行性の人も夜中にセミナー受けられる。

下手したら、初音ミクに講師業全部持ってかれますよ。現に受付業務などはpepperに取られ続けてます。


だから生で経験談ができる講師はこれからも重要で

できるだけ早くその土俵を作っていかないと行けないのでは?

もとい、土俵を時代に合わせて創り続けていかなければ行けないのでは?


講師はもっと失敗しようー!

とは言いつつ、僕はもう少し成功したい・・(泣)


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櫻井樹吏