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あさひのDTMブログ

Neumann MA1 レビュー その2 測定手順解説

2021.03.14 11:10

まずNeumann control然り、MA1然り、

これらの製品には日本語マニュアルというものが存在しないです。

そして現状youtube含めネットに情報が出回ってないです。

なのでこれからMA1を購入する人はこの記事を役立ててください。


まずは本家Neumannサイトから

MA 1 - Automatic Monitor Alignment SoftwareをDLして下さい。

インストールしソフトウェアを起動すると↑こんな画面が出てきます。

一見オシャレだけど相当不親切なソフトウェアです。

画面右端に「>」小さな矢印があるのでそれをクリックすると次の画面に進みます。


次の画面では、「Select network interface」という項目が出てきます。

MA1はNeumannスピーカーとオーディオIFを繋いでるPCが同じネットワークに繋がっている必要があります。

プルダウンから繋いでいるネットワークを選択してください。


次の画面では、「Check Requirements」という項目が出てきます。

・マイクを繋いでファンタム電源を入れる。

・スピーカーを繋いでネットワークモードをオンにする。

やるべきことはこの2つです。

残りの項目は再確認みたいなもんです。

・PCとスピーカーが同じネットワークに繋がっているか。

・マイクとスピーカーは同じオーディオIFに繋いでいるか。

確認できたらすべての項目にチェックを入れて次の画面へ進みます。


次の画面は、「Audio interface setup」

オーディオIFを選択し、マイクで使用するチャンネル、モニターアウトのチャンネル

を選択し次の画面に進みます。

問題の画面です・・・おそらくここが最大の山場。

ここで自分は躓きました。

この画面で何をするかと言うと、モニターのLとRを検出して設定します。


スピーカーが認識されていない場合、

以下の手順を踏んでスピーカーのメモリをリセットして下さい。

KH80DSPでの手順は、

1、スピーカーの電源を切る

2、スピーカーの電源を入れる。

3、スピーカーのランプが赤点灯。

4、スピーカーのランプが白点灯。

電源を入れてから3から4の間で

スピーカー背面のセッティングスイッチを一番上から一番下まで

上下に動かし続けてください。

電源を入れたらすぐスイッチを上下に動かす感じです。

そして白ランプ点灯後も上下に動かし続けててください。

すると白ランプ点灯から赤ランプ点滅に切り替わります。

赤ランプが点滅し始めたら上下に動かさなくても良いです。

これでリセットが完了です。

この作業をLRで行ってください。


リセットが完了すると identityという所にneumannのロゴマークが表示されます。

ロゴマークを押すとスピーカーのロゴの色が変化します。

ロゴの色の変化を基にスピーカーのLとRを判別し、設定してください。


ここまで済めば後は簡単です。

↑スピーカとリスニングポイントの距離を測り入力し、次の画面へ移ります。

↑スピーカーの音量を設定します。

スピーカー側で音量を検知している為なのか、スピーカーからは音は出ません。

音量が小さい場合、オーディオIFのモニターアウトの音量を調整して下さい。

適切な音量に達すると次の画面へ進めます。

↑実際にマイクで音を拾い、録音状態のチェックをする画面です。

スピーカーからはホワイトノイズのような音が再生されます。

いきなりスピーカーから爆音でノイズ音が再生されます。不親切です。

前のスピーカーの音量設定の画面では、

出来るだけ小さい音量を設定したほうが良いと思います。


多少端折ったけど、自分が気を付けたほうが良いと思ったところを重点的に解説しました。

後はメジャーで測りながら前後左右上下のポイントで音を測定していくだけです。

sonarworksより測定ポイントは少ないので測定自体は短時間で済みます。


そして自分の測定結果はこんな感じでした。

長くなったのでその3へ続く。