あなたは気づけたか?ウルトラマンオーブ・フュージョンアップの関係性
遂に本来の力:オーブオリジンの姿を取り戻したウルトラマンオーブ。
マガオロチ、ギャラクトロン、ゼッパンドンと強敵との戦いが続き、オーブ=ガイをめぐる物語もひと段落つき、常に暴走していたサンダーブレスターも抑えることができるようになりました。
そこで今回は、改めてオーブに力を貸していたウルトラマンたちについて
解説していこうと思います。
特にフュージョンアップに使われる2人のウルトラマン同士の関係性に注目していきます!
まずはスぺシウムゼペリオン!
ご存知の通り初代ウルトラマン(以下マン)とウルトラマンティガの力を借りたフュージョンアップです。
この2人、今年がマンは放送開始50周年、ティガは放送開始20周年というメモリアルイヤーになっています。
またそれぞれ昭和ウルトラマン、平成ウルトラマンのトップバッターであるという点でも共通しています。
さらにティガ本編でヤナセ・レナ隊員を演じた吉本多香美さんは『ウルトラマン』にてマンことハヤタ・シン隊員を演じた黒部進さんをお父さんに持っているという、なんともウルトラに縁のあるご家族なのです。
2008年の映画『大決戦超ウルトラ8兄弟』では劇中でもレナとハヤタが親子という設定で登場しており、ファンを沸かせました!
続いて熱い力、バーンマイト!
この力を貸してくれるのはウルトラマンタロウとウルトラマンメビウスです。
この二人の関係は、メビウス本編を見た方はご存知のように、タロウがメビウスのことを教官として指導した師弟関係にあります。
師弟関係ということもあって、タロウとメビウスは戦闘時の構えがよく似ています。
タロウの大技ウルトラダイナマイトを模したメビュームダイナマイトという技をメビウスは使います。
ちなみウルトラダイナマイトはタロウが持つウルトラ心臓があるからこそ使える危険な技なのですが、メビウスは自身の持つメビウスブレスの力を使って実現させているそうです。
また、他のウルトラ兄弟と合体しパワーアップしてた経験も共通してます。
タロウは『ウルトラマン物語』にてグランドキングを倒すためにゾフィー、マン、セブン、ジャック、エースと合体したスーパーウルトラマンになっています。
『ウルトラマン物語』は30年以上前の作品ですが、『オーブ』にも登場したグランドキングや『ウルトラファイトビクトリー』『ウルトラマンX』で登場したジュダが出てくるので、もし見る機会があったら必見の作品です。
メビウスは『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』のラストでUキラーザウルス・ネオを倒すためウルトラ6兄弟と合体しメビウスインフィニティになっています。
続いて登場するのはハリケーンスラッシュ!
切れのいいウルトラマンジャックとウルトラマンゼロです!
この2人の共通点といえば武器!
2人ともジャックはウルトラブレスレット、ゼロはウルトラゼロブレスレットを持っており、ブレスレットを様々な武器に変えて、戦っています。
その力はオーブスラッガーランスとしてオーブにも受け継がれていますね。
またジャック・ゼロそれぞれがブレスレットを受け取ったのがウルトラセブンという点も共通しています。
細かい話をすれば、ハリケーンスラッシュが初めて戦った相手がハイパーゼットンデスサイスだったわけですが、ジャックは本編最終回でゼットン2代目と、ゼロは『ウルトラマンサーガ』でハイパーゼットンギガント・イマーゴとそれぞれ戦っています
さて、締めに紹介するのはようやく力を手懐けることができたサンダーブレスター!
ゾフィーとウルトラマンベリアル、光と闇のウルトラマンの融合です。
彼らの接点は今まで紹介してきたウルトラマンに比べ少ないですが、『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』にて共演しています。
それだけなら、他のウルトラ戦士と変わりありませんが、ベリアルが最初に光の国に攻撃した際、ウルトラの父や母と共に若きゾフィーもベリアルと戦っています。
劇中では明らかになりませんでしたが、意外に光の国時代にベリアルと因縁があったのかもしれませんね。
この時のゾフィーはまだスターマークがないという細かい演出がされています。
いかがでしたでしょうか?
このように意外なつながりがフュージョンアップの組み合わせに隠されています。
このような共通点を意識してオーブの戦いを見てみれば、ニヤリとするような演出に気付けるかもしれませんよ!