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あさひのDTMブログ

Neumann MA1 レビュー その3 感想

2021.03.14 12:04

紆余曲折在りつつ、こんな感じの測定結果になった訳ですが。

率直な音を聴いた感想としては、

「GREAT!ブラボー!異次元!」

正直期待以上、大満足です。

スピーカーの性能をフルに発揮してる感がハンパナイ。

Neumann.controlで手動で弄ってた音と比べると、音の一体感が全然違う。

位相の違和感もないし定位感も完璧。帯域ごとのバランスも良い。


ケーブルをcanareからmogamiに変えて立体感がなくなったとか昨日書いたけど、

やっぱりキャリブレーションが合ってなかったってのがすぐ分かった。

キャリブレーションまで含めたモニター環境構築って意味では、個人的には決定版です。

DSPを敬遠してる人も1回聴いておいた方が良いと思います。


で、

測定結果の画面から次の画面に移ると、

最後はスピーカーに情報送り、補正情報がスピーカーに記憶され、

ソフトウェアを閉じて終了。


はい、ええ。

測定結果をプリセットとして保存できない。www

(まぁ海外のレビューを見て知ってたから覚悟してたけど)

間違ってNeumann.controlを起動しようものならMA1の測定結果が吹っ飛ぶ。

多分そういうことですよね。

怖いです。ハイ


音場補正システムっていうか音場補正エンジンって感じだよね。

音の測定とその結果から補正を行うための値をスピーカーに返すだけのソフト。

Neumann.controlではプリセット保存できたんで

技術的にできないってことは無いと思うんだよね。


求められるのは、

Neumann.controlとMA 1 - Automatic Monitor Alignment Softwareの統合。


で、勝手な推測だけど

むしろ統合を見据えて順番に作っていってる説。

結局自社製品のユーザーに対してしか市場がないから開発費を割けない。ミタイナ

だから時間はかかるけど、段階を経て機能を拡張していこう。ミタイナ

なので、neumannスピーカーユーザーが増えればそういった機能面でも改善されると予想。


最後にあてにならん総評。

MA 1 - Automatic Monitor Alignment Softwareは機能面ではsonarworksに遠く及ばないけど、

スピーカーと組み合わせて得られる音質はキャリブレーション

を通した音質としては最高峰であり、すでに相当魅力的な製品となっている。

今後のマーケティングの活性化、機能面での更なる発展に期待。


MA1は今は使い勝手悪いけど、まぁこのくらいは我慢して使って行こうぜ!

ということです。ハイ