2021/3/12 World Book Day📕
▲1年前、World Book Dayのイベントにて。
→英士、「Midnight at Moonstone」の著者Lara Flecker 氏と。
毎年3月第1木曜日(今年は3/4)は、英国の “World Book Day” (世界本の日)。
1995年、ユネスコで制定された「書籍とその作者たちに敬意を表する」記念日。
因みにこのWBD、ユネスコでは4月23日を制定しているが、英国だけイングランド🏴の祝日(St.George’s Day 聖ジョージの日)と重なることから、3月第1木曜日に変えられたのだとか。
WBDに因んだ、本屋さんや商業施設でのイベントは、その週(3月第1週目)の週末に実施されることが多く、名作の著者の講演やサイン会、読書を喚起するワークショップなどが開催される。
(※今年は、コロナの為各種イベントは中止。)
昨年は、英士とロックダウン前に滑り込み。
近所のWBDの子ども向けイベントに参加できた。
ギャラリースペースで行われたそれは、
古いコスチューム・ミュージアムを舞台にした児童本「Midnight at Moonstone」の著者:Lara Flecker 氏とイラストレーター:Trisha Krauss氏がゲスト。本の登場人物とそのコスチューム等、ペーパークラフトのワークショップが開催されていた。
参加する子どもは、本の主人公(何の本でもOK!)のコスチュームで、というドレスコードがあったので、英士は桃太郎🍑に。他の子ども達が着ているのも、プリンセスやミツバチなど、可愛いコスチューム。
ゲストのLara Flecker 氏は、V&A(Victoria and Albert Museum)の”テキスタイル部門fashion&dress 展示の専門家”。コスチュームやファッションについての専門書も書かれており、子ども向けの本は今回初なのだとか。
その「Midnight at Moonstone」にも、着物を着た登場人物が出てくるのだそう。
中々ロンドンでは見かけない、着物姿の子ども。
“Lovely!!”
と、何度も英士のコスチュームをほめて下さった。
彼女が携わった“Kimono” 展は、V&Aの全企画展の中でも、名物の1つ。毎年すぐにチケットがソールドアウトしており、ヨーロピアン達への着物への憧れは、年を経るごとに強くなっているを感じる。
▼毎年大人気! V&AのKimono展。
本イベントのワークショップは、英士にはちょっとまだ早いので、お2人に著書にサインをして頂き、帰路へ。
今年は日本で、WBD2021の何かイベントがあれば参加してみたいと思う。
▼「Midnight at Moonstone」
→古いコスチューム博物館を舞台にした児童本。
▼中世のドレスや着物が細部まで再現された、Trisha Krauss氏のイラストも、可愛い。
▼著書に記して頂いた、著者:Lara Flecker 氏と、イラストレーター:Trisha Krauss氏のサイン。
▼昨年のWBDは、ボクは桃太郎に。🍑袴ロンパースを着ました。
▼プリンセスのコスチューム姿のお姉さんと。
▼ミツバチ🐝になってる子も。
▼「Midnight at Moonstone」の塗り絵や登場人物の着せ替えを作成するワークショップ。
▼登場人物の中世のコスチュームの歴史や特徴を写真でしっかり学んでから、ワークショップへ。(V&Aの資料より)
▼英国のWBDについて。
→英国の著名絵本作家達が描く、1£のWBDチャリティーブックなどの取組みが面白い。