二十四節気ヨガ 「啓蟄 菜虫化蝶」
啓蟄 菜虫化蝶(なむしちょうとなる)
青虫が孵化してモンシロチョウになる頃
今年は桜の開花も早そうですし
モンシロチョウも早く舞い始めるかもしれませんね。
先週は春雷のあと、大きな虹が弧を描いてくれて、自然の織りなす芸術に見惚れました。
春の虹は夏の雷雨の後の虹よりも、淡く儚げイメージですが、しっかりとした虹でしたね。
初虹というともう少し後、七十二侯では晴明の末侯四月の中頃が「虹始見」ですが、今年は早くに大きな虹が見られて気持ちも華やぎます。
さて、今回は昨日のオンラインレッスンの中でテーマにした前鋸筋を取り上げます。
肩甲骨のインナーマッスル、前鋸筋は第1〜第9肋骨から
肩甲骨の内側にかけて付いています。
ボクサー筋とも言われ、
パンチを打つ時、肩甲骨を急速に強く前に押し出す時に強く作用する筋肉です。
腕立て伏せやボールを投げる動作
テニスのサーブ、ゴルフのスイングなどでも強く作用します。
また、深く呼吸を吸うときに肋骨を持ち上げる吸気筋としても働いています。
ヨガでは
板のポーズ、プランクポーズ「ファラカアーサナ」を取るときに機能しています。
太陽礼拝の中のプランクからチャトランガダンダアーサナ、コブラのポーズの流れが苦手な場合、
この筋肉がうまく使われていないのかもしれません。
前鋸筋が働きが低下すると、アウターの僧帽筋などに負担が増えるため肩こりや頭痛の原因になったり、
ひどくなると肩甲骨の内側縁が浮き上がって翼状肩甲骨という症状になり、
腕を前に上げることが困難な症状になります。
翼状肩甲骨はスポーツなどで過度な同じ動作によっても前鋸筋の単独麻痺が起きるので
やりすぎは禁物、バランスよく他の部分も動かして使うことが大切です。
前鋸筋が機能していると
鶴のポーズ、クラウンポーズ「カカアーサナ」も取りやすくなります。
前鋸筋、広背筋、三角筋など肩周りの筋肉強化のほか、
二の腕の引き締め、集中力アップなどの効果があります。
アームバランスポーズは手首にトラブルがある場合、避けた方が良いのでしょう。
私も左手首を長年故障しているため、このポーズはあまり練習しないようにしています。
ヨガの練習は無理なく自分の体と相談しながら行っていけば良いと思います。
できないポーズを克服することも大切ですが、
痛めているところがある場合は無理せず、できる範囲でやっていきましょう。