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「天才になるには天才のふりをすればいい」byダリ:諸橋近代美術館

2016.11.03 05:00

裏磐梯の諸橋近代美術館へ。

サルバドール・ダリの美術館。

2年前に一度来館。



今回は、五色沼トレッキング終わりに。

特別展「ヤワカタな自我~かたくてやわらかいダリの世界~」

と、

コレクション展「印象派と西洋近代の巨匠たち セザンヌ、ルノワール、ゴッホからピカソまで」


が、おもしろそうだったので。


僕はダリが大好き。高校の時、千葉県立美術館で見たダリ展以来、その夢を見たような感覚の虜になる。彼の女性コンプレックスと柔らかコンプレックス、若い時より歳重ねるとすごくよくわかる。



ダリは、昨年パリ、モンマルトルのエスパスダリにも行った。



今年7月には京都市美術館でダリ展に行った。今、六本木の国立新美術館でやっている。待ってらんなくて京都まで行っっちゃた。

ちなみに、まだ見たことないけど、一番好きな現地で見てみたいダリの絵は、

『ペルピニャン駅』

これを、画集で見たときから、僕の人生観変わったっていうくらい、衝撃を受けた。

正式名称は『”ポップ、オップ、月並派、大いに結構”と題する作品の上に、反重力状態でいるダリを眺めるガラ、その画面には冬眠の隔世遺伝の状態にあるミレーの晩鐘の悩ましげな二人の人物が認められ、前方にひろがる空は、全宇宙の集中するペルピニャン駅のまさに中心で、突如としてマルトの巨大な十字架に変形するはずである。』

という多分世界一長いタイトル。そんないちいち面倒くささもダリの魅力なのだ。

ケルンのルードヴィヒ美術館にあるらしい。カタルーニャのダリ美術館もそうだけど、いつか行ってみたい、というかいつか行く。

ダリの言葉で、僕が一番好きなのは、

「天才になるには天才のふりをすればいい」




と、ここまで、ダリへの想いを書いていてなんですが(笑)、、、今回の諸橋近代美術館で、一番衝撃を受けたのは、マルク・シャガールの『黄色と赤の花束』

なんと、シャガールが90歳のときの作品。

90歳という、人生の永さが、感じられて。たまらなかった。