3月7日(日)稽古日誌

皆さんこんにちは🔅  

TEAM909です。

みんな大好き稽古日誌の更新ですよ〜🐻

本日は私、笹森あきがお送りします🐧

寒さが少し和らいで、春の気配をほのかに感じる今日この頃ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか🌼.*

こんな時期食べたいものと言えば！

桜もちですね〜！🌸

関東、関西で種類がわかれていることで有名な桜もちですが、皆様はどちらがお好みですか？

⏫関西風の『道明寺』

⏫関東風の『長命寺』

私は断然前者の道明寺派です。

もちもち食感は世界を救います。

これから桜のシーズン到来なので、散ってしまう前にいっぱい食べようと思います。

以上、笹森担当回恒例(にしたい)『今私の食べたいもの』のコーナーでした。

どうでも良すぎてあくびが出そうな余談はこの辺でおしまいにして、稽古日誌に入っていきましょう！

本日は大変嬉しいことに、見学者さんが来てくれました！わーい！

笑顔がめちゃくちゃ素敵な大変可憐なお姉さんでした〜！

柔らかい喋り方が心地よい、春の日向のようなお方でした🔅

そんなハチャメチャ素敵お姉さんと共に行った本日の稽古、こんな感じになりました。

【稽古内容】

○ラジオ体操・柔軟🤸‍♂️🤸‍♀️

○体幹メニュー

○発声

ここまではいつも通り！

今日はこの後に、

○シアターゲーム『わたしあなた』

○他己紹介

○エチュード3種

などなど、色んなワークをやりました。

詳細などは以下で説明します〜！

○『わたしあなた』とは？…🤔💭

TEAM909で見学者様が来た時に必ず行う定番ワークです。

やることはシンプルに言うとこんな感じ！

①自分を示す時は、｢わたし｣と言いながら、左右どちらかの手で自分の方を示す。

⬇

②今度はこの｢わたし｣を人に渡します。

渡す人を決めて、｢あなた｣といいながら、先程の｢わたし｣の時に示した手とは反対の手で、渡したい人を示す。

⬇

③渡された人は、渡された手と鏡合わせになる方の手で受け取り、以下同じ工程を繰り返していく。

こんな感じのゲームになっております！

テンションは高く！！

でも集中して！！

慣れてきたらスピードも上げて！！

テンション爆上げのまま、リズムを崩さず、反射的に対応出来るのが理想です！

〈ワークの目的〉

お芝居をする上で、抜けてはいけない決められた段取りというものが存在します。

(例えば…『この場面で小道具をここに移動する』『この場面で○○が下手にハケる』等)

段取りが抜けてしまうと、場合によっては物語が繋がらなくなってしまうので、例え本番でハチャメチャにノッていたとしても、絶対に忘れちゃいけない超大事なものです。

とはいえ！！！

舞台は劇場で、リアルタイムで行われるもの。

本番、何が起こるか分かりません。

段取りが抜けてしまった！

緊張でセリフが飛んでしまった！

そんな状況になったときに大切なのは、

作品を壊さずに対応することです(  ˙꒳​˙  )

『わたしあなた』はそういう意識や力を身につけるワークなんですね〜！

楽しみつつ集中して、緊張感のある中でも対応出来る力をつけていけるのが理想だと思うので、１回１回を大切に行っていきたいですね🐤

ちなみに！

こちらのワーク、『わたし、あなた』の部分をそれぞれの名前でやるパターンも存在します！ 

目的として上記が主なのは変わりませんが、実は見学者様にワークをしながら我々の名前を覚えて頂く意図もあったりします。

ワーク最後の答え合わせ(名前と顔が一致しているか)は毎度ドキドキしてますが、覚えて頂いていた時の喜びはハンパないです。

本日のお姉さんも無事全員の名前をパーフェクトコンプリートして下さいました😊

うれしみMAX100億%。感無量。世界に感謝。

はい。

次に行きます。

○『他己紹介』とは？…🤔💭

自己紹介なら馴染みあるけど…って感じですね。

やることは至って単純！

『ペアになった人の第一印象だけで、その人がどんな人なのかを想像してプロフィールを作り、それを紹介する』ワークです。

主宰の指定した

・名前

・出身地

・好きなこと、物

・お仕事

・嫌いなこと、物

・座右の銘

・この人を動物に例えると？

・休日の過ごし方

・最近ピンチだったこと

・人生で1番嬉しかったこと

⏫の項目を各々考えて各ペアごとに発表しました。

◎意外な印象を聞くと人はこういう動きをします。(※諸説あります)

〈ワークの目的〉

第一印象に関する説のひとつに、見た目55%、声のトーンや大きさが38%、話の内容が7%…という物があります。

そう！！！！

日常生活でもそうですが、お芝居をする上でも『第一印象』って超大事なんです！！！

例えば！

作品の中で『無一文で路頭に迷っている』とされているキャラクターが、ハイブランドのスーツや靴を身につけてキラキラしていたら違和感を感じませんか？

『国宝級美少女』とされる女の子が、『クラスの人には認知されない程影が薄く全くモテない』(※以下結末まで設定が変わらない)とされているキャラクターを演じていると、「このクラスの人間の目は節穴なのか？」とか思ったりしませんか？

お芝居をする上で1番大事なことは演技なことには変わりませんが、そういう意味で『キャラクター(役者)の見た目の印象』はとっても大事な要素です。

役者の『素材』と言われる部分だと私は思っています。

そういう観点で見た時に、『自分から見た自分』と『他人から見た自分』で印象の差が大きいと、なかなか自分の魅力が生かせなかったりすることがあります。

逆にそこにあまり差がない人は自分の魅せ方が上手かったりします。

他己紹介は、『人から見える自分』を知り、認識の齟齬を埋めることに役立くワークです！

やってみると分かるのですが、「やっぱそう見えるんだ〜」って思うこともあれば、「え？！そう見えるんだ！」って驚くこともあるんです。

日常でも出来そうなワークだと思うので、面白そう！と思った方はやってみてください〜。

◎印象を発表する方は、見ている人から『分かる〜！』の声が上がるとより最高って感じです。

共感力や協調性も、お芝居には結構大事な要素ですしね！

今回の他己紹介の仕事欄は、

・化石掘りが趣味のシステムエンジニア

・コーヒー豆にこだわりを持っているカフェオーナー

・アイスクリーム屋で働くフリーター

など、バラエティーに富んでいて面白かったです。

化石掘りが趣味のシステムエンジニア、キャラクターが立ちすぎて掘り下げたい。

少し長引きました！

次に行きます！

○エチュード

本日のエチュードは、

A「おはよう」
B「おはよう」
A「ねぇアレ見た？」
B「アレ？」
A「ほらアレだよ、ほら…○○のやつ！」
B「あー！見た見た！」

…というセリフを使って、内容を変えずに3種類のお芝居を作ろう、というものでした。

※○○の部分は各ペア好きなものを当てはめました。

3種類のお芝居とな〜？？

という感じだと思うので、簡単に説明します。

①自然な感情、生々しさを意識したお芝居

②意識的に『見せる』ためのお芝居

③その中間を取ったお芝居

という具合です。

どこでどういうお芝居が必要なのか、場面や劇場の規模で大きく違います。

2階席3階席があるくらい大きな劇場でやるお芝居と、客席30席くらいの小さな劇場でやるお芝居は違いますよね。

大きな劇場で指先や視線などでささやかに小さな声でお芝居しても良さが伝わらないし、逆に小さな劇場で手足を大きく動かし、大きな声でお芝居をしていたら、演技以前に何か違和感を感じてしまうと思います。

つまり、『その場に合ったお芝居を』ってことです！

今回のエチュードは、そこを鍛えることを目的に行いました！

ただこれ、超難しいんですよね〜〜〜！！

距離、声の出し方、表現の仕方、何もかもが違うので、各々苦戦しつつ研究しつつ、楽しみながら取り組みました。

もっともっと、色んな引き出しが欲しいです。

色んなものを見て、糧にすべきですね。

頑張るぞ〜〜〜！！！