自分軸への一歩
仕事を休んでかれこれ1ヶ月が過ぎた。
骨折の痛みは徐々に減って来ているが、まだ同じ姿勢を続けるのは辛い。
休みはじめてからというもの、心の傷みや葛藤が浮き彫りにされることがさらに増えた。
どれほど自分の傷を抉ればいいのか。
湧き出ては引き、また溢れ出る感情。
その度に感じ、何を意味するのか、何故そう思うのか、自分に問う作業。
何度となくやってきたことなのに、まだ出る出る(笑)
どれだけあるんだろ。
途方に暮れながらも、出る感情を責めたり、打ち消したりすることはなくなってきた。
自分がしていることへの反省や、申し訳なさ、周りに対する苛立ちも、一瞬は感情的になっても、そこから抜け出すのが早くなっている。
そして、
「あぁ、それをやりたかったんだな。」
そう冷静に感じることができる日も増えてきた。あまり意識せずに。
起こった出来事に拘らず、動いた感情を傍観する。そんな感じかなぁ。
過去にされたイヤなこと、思い出した。
でもそれにいいも悪いもない。
もうそんなことは通り過ぎている。
その時の感情が湧き上がってくるけれど、辛かったね、悲しかったんだねと、寄り添った。ただただ、寄り添って受け入れた。
ふと受ける違和感も、イヤなものはイヤだと、ただ感じて、いい人になれない自分のこと、それでもいいじゃないと受け入れられた。
すると、前までなんとなく避けていた人とも話せるようになったり、気にならなくなった。心の扉が少し開いた気がして、軽くなった。
頑張ってみんなに合わせようとしていたことも、自分の気持ちを優先しようと思えるようになっている。ひとりになる怖さが減った。
そう、自分軸が強くなったんだ。
私にとっては本当に、本当に大きな一歩。
魂の片割れの彼が一緒にいない現実を、ずっと足りない、私だけでは私じゃないと苦しんできた私にとって、私だけでも大丈夫な私になるということは、本当にすごいことで。
まずは、そんな自分を褒めてあげたい。
よく頑張ってきたね、私。
生きていてくれて、ありがとう。