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Arikaの「本と映画と音楽の履歴書」

洋画『ギリシャに消えた嘘』

2016.10.20 06:19

■豪華キャストが魅せる極上の心理サスペンス


パトリシア・ハイスミスの『殺意の迷宮』をヴィゴ・モーテンセン、キルステン・ダンスト、オスカー・アイザックの共演で映画化した心理サスペンス。


1962年、ギリシャのアテネ。ツアーガイドをしているアメリカ人青年ライダルは、エレガントなアメリカ人紳士チェスターとその妻コレットと知り合う。ところがその夜、チェスターは彼の前に現われた探偵をもみ合いの末に殺害してしまう。実はチェスターは、投資家を騙して大金を奪った詐欺師だったのだ。彼は偶然居合わせたライダルに嘘をつき、逃亡を手助けしてもらうのだったが…3人の運命は激変。ギリシャの美しい風景をバックに、詐欺師夫婦と、その逃亡を手助けする青年が繰り広げる逃避行を描く。監督は「ドライヴ」の脚本家ホセイン・アミニ。これが長編監督デビューとなる。

ジャンル:サスペンス/ミステリー

製作国:イギリス/フランス/アメリカ

製作年:2014年

初公開日:2015年4月11日

上映時間:96分

配給:プレシディオ

出演: ヴィゴ・モーテンセン, キルスティン・ダンスト, オスカー・アイザック

監督: ホセイン・アミニ